またまた、投稿の期間が空いてしまいました。去年から体調が優れなくて年が明けてすぐに目がよく見えなくなってしまい、驚いて眼科に診てもらうと両目とも眼底出血してますから紹介状を書くので今すぐ内科で診察を受けてくださいと言われ内科を受診すると血圧とか計られましたけど至って正常で、ここ数年のダイエットの成果で5年前の78㎏から現在61㎏と17㎏も減量したので肥満と言うわけでも無いので取りあえず血液検査しました。結果は糖尿。血糖値が高いですねとドクターに言われました。診断結果は糖尿から来る網膜症です。肝臓など他の臓器も良くないですね、血糖値が下がったら治療していきましょう、お薬出しておきますねと言われまたまた薬が増えました。病院を出てから眼科の先生から今、診てもらっている整形外科にも行くよう言われていたので整形の先生にも相談しに行った所、あーっとうとう糖尿になってしまいましたか、今出しているステロイド剤は糖尿には良くないが急にやめることはできないので量を減らしましょうということで投与量を減らしました。糖尿の方は改善が見られるのか視力も徐々に回復して、こうやってメガネを掛ければPCも見ることができるようになり、体感的には排尿頻度が減りました。良くなってるのかなと思ってたら先週末から体の関節のあちこちが痛くなり、とうとう痛くて仕事はできなくなってしまいました。まず頸椎のどこかがとても痛くて首が動かせません。次に左肘、腰、膝、両手の指が握りにくいなどの症状が出始めました。リュウマチの薬を減らしたせいでしょうか、リュウマチの症状が出てきました。仕方が無いので医師から貰っていた湿布や塗り薬の軟膏などで何とか耐えていますが、今週いっぱいは仕事は無理のようです。近況報告はここまでで、パターの加工依頼のお話しをさせていただきます。いくつかの依頼は受けていまして待っていただいている中で比較的簡単な加工だったらミス無くできるだろうと思ったのでまずはキャメロンのパターのフェースを鏡面に削って欲しいという依頼から始めました。キャメロンのパターのフェース面は見る限りでは私どものようにフルバックのカッターやツールマークを綺麗に付ける為の特殊なカッターは用いていないように見えます。単純にエンドミルで削っているだけで、しかも余り切れない刃だと思われます。オーナーはこの切れてないエンドミルで削られた引きずり痕のせいでタッチが良くないと考えられたようです。人によりますがフェースのツールマークが荒いと感触が小さくてボールが接触した瞬間のタイミングが計り辛いと感じる場合があって、最近のボールのカバーが柔らかい物は特にそう感じるようです。打感がどうこう言う前に当たったタイミングがわからないと、ヘッドはフェースローテーションして動いてますからフェースがカップに正対している時に当たらないとボールは曲がって動いてしまいます。そのことからフェースをより平滑に傷なども無くせばボールが当たった瞬間をよりはっきりとつかむことができます。ボールをカップやラインにフェースが正対した時にボールに当たるのがパッティングをコントロールする上で重要だと思います。

まずはカッターでフェースの凸凹を削り取ります。バイスに可能な限りフェースの正を上に向けておきます。これは画像には無いですがピックなどの計測器を使ってトゥヒール、ソールブレードの誤差を0.01㎜以内になる様に調整します。切り込みはこのパターの場合は0.01㎜で表面の傷は綺麗になりました。0.05㎜削ると1g程度重量が減りますが、0.4g減でした。

次は工具をチェンジしてXBECのカッティングファイバーで表面を仕上げます。
削った表面にこれを掛けると微細な傷もうっすらと残るツールパスも綺麗に消えてしまいます。その後削った表面をコンパウンドを付けて拭き上げればつるつるの表面になります。この仕上げは最近ではアメリカのツアーでも増えているみたいですね。