銅黒染め
今回は銅の黒染めです。ウエッジに銅メッキを施した物をアンティークな外観にするために黒くします。画像にある様に液の中へ漬けておくと徐々に黒くなっていきます。時間とともに黒くなっていきます。この後は軟らかいナイロンブラシとかスコッチブライトなどで表面を軽く磨くと黒いところが少し剥げて焦がしたような感じになります。今回はウエッジでしたがパターでももちろん出来ます。真鍮とか砲金でも出来ますのでいずれ掲載したいと思います。




by KE_KGD
| 2015-05-25 16:52
| KITADA GOLF
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Comments(5)
SHINAGAWAさんのキャディアイアンも、素晴らしい銅メッキの焦がし仕上げでした。
キャディ部分もきれいに仕上がっていました。
持ち込んだ工房では、究極のアイアンと言われました。
キャディ部分もきれいに仕上がっていました。
持ち込んだ工房では、究極のアイアンと言われました。
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mfgina さん、SHINAGAWAさんのアイアンも私がキャビティ加工とこういった薬品処理は私がやってます。SHINAGAWAさんのところでは自然が豊かな土地なので劇薬や毒薬は簡単に捨てる事ができません。私の工場は周囲に皮革工場が多く劇薬や毒薬を多く使っているので地場産業を守るということで姫路市が工場用の汚水処理設備を作っています。私の工場も汚水は工場用下水へ捨てることができるのでこの部分のコストが安く上がって助かっています。こういう毒薬のような薬品は使用後にどこへ捨てるかでみんな困っているわけで、私の工場も元々父親の所有していた土地とは言えここで製造業を営む1つのメリットです。
taotenさん、最近まではメッキ屋さんでやってもらっていました。銅メッキ自体はどこのメッキ屋さんでもやってもらえるのですが黒くしようとするとなかなか思ったほど黒くならなかったりでうまくいかなかったのですが、私が試行錯誤してみたところ、ほぼ思った通りの黒さを得ることが出来る様になりました。毒物とは言ってもシアン化カリウムほど危険ではないので直接川に捨てたりしなければ大丈夫ですがSHINAGAWAさんの所ではそんなことをすると川の魚が死んでしまうので後処理が面倒なのでこの部分は引き受けています。この作業は時間を掛けて常温もしくはぬるま湯くらいの温度で処理しますので通常行うガンブルーの様な臭気は発生しません。これが無いだけでも作業は助かります。
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