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KITADA GOLF DESIGN

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ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

タングステン

タングステンは主にオモリとして利用します。他社製品ではタングステンを入れることでよりトゥヒールのバランスを強調したり外側に配置することで重心の深度を深めようとしたものとか理由はいろいろありますがタングステンは比較的安価で、と言っても鉄やステンレスなどよりはうんと高いですが金や銀に比べると安いので比重が重いということででゴルフの場合はオモリとして使われることが多いです。画像では色々なサイズを作って持っていますが、私自身は最初からこのようなオモリを入れたモデルは作っていません。ほとんどはOEMの製品に使った物の余り物であるわけですが、注文によってはバランスを出すために使うこともあります。以前は焼結した物を作ってもらっていましたがレアメタルであるタングステンがここ数年高騰してしまって高くて気軽に使えなくなってしまったので、単純にオモリとして使う場合は超硬合金の使用済みエンドミルやドリルのシャンク部をワイヤー放電でカットして使っています。材料が使用済みとは言え、タングステンカーバイトだと㎏1500円前後では売れますから貴重品です。とは言え始めから作るよりは安上がりです。元々刃物ですので外径の寸法公差は非常に正確ですから穴の寸法管理をしっかりやっておけばぴったりはまります。
外径はいろいろありますが25㎜から3㎜くらいです。重さも外径や厚み(長さ)にもよりますが2gから今まで最高は100gと言うのも作りました。
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下の画像は12㎜の外径、長さ10㎜のタングステンカーバイトとSUS303との重さの比較です。タングステンカーバイトは16gなのに対してSUS303は9gです。同じ体積でも7g差があります。
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次の画像は8㎜の直径です。長さは10~20㎜で7.5g~15gです。これは主にシャフトのチップ側に仕込んだりして使います。タングステンのパウダーとか鉛だとかなり量を使わないとなかなか重くできませんが、これだと塊なので少ないスペースで重さを稼げます。
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これらは要望があれば微調整用のアイテムとして使用しています。
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by KE_KGD | 2013-07-28 23:31 | 材料 | Comments(2)
Commented by life-is-vain at 2013-07-29 21:37
またもや新しい名前の機械「ワイヤー放電加工機」。
怖そ~な加工機なんですね~。
こりゃ~、一般の人は、エンドミルやドリルのカットなんてできませんね~。
Commented by KE_KGD at 2013-07-29 23:49
life-is-vainさん、ワイヤー放電加工機と言うのは放電加工機の一種で、以前掲載した機械は型彫り放電加工機で、ワイヤー放電加工機と言うのは細いワイヤーに電気を放電させ相手の工作物を切って行く機械です。放電加工なので非接触で相手を溶かしながら切断します。超硬合金やとても硬度の有る物の切断や上下異形のカットなどが出来便利な機械です。通電する金属材料ならこいつで切れない物は有りません。