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KITADA GOLF DESIGN

kitadagolf.exblog.jp

ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

更新が1ヶ月以上開いてしまいました。糖尿性の網膜症になってから物が見えにくくて何かと不自由していましたが、先週の検査では血糖値は下がっていました。まだ少し高いですが改善がみられてほっとしています。大きな物は見えるようになってきたので眼鏡をかけていれば車の運転は短時間なら問題ない位には回復しましたが、小さな物、特に線や点の3ミリ以下の物がまだ判別に支障がある状態ですがしっかりと治したいと思って病院通いが忙しい毎日です。ところで久しぶりにジャパンゴルフフェアに行ってきました。ジャパンゴルフフェアはその他の用事のついでみたいなものでしたが、今回はあちこち回る予定だったので車で行きました。新幹線の方が楽なのはわかってましたが、その後の在来線での移動がコロナの感染リスクを考えると怖かったので車での移動としました。姫路を前の日に出発、長時間は無理があるのでPA、SAごとに休憩や仮眠を取りながらパシフィコ横浜に着いたのはAM10時ちょうどでした。life-is-vainさんも少し遅れて到着。久しぶりに会うことができて嬉しかったです。地下の駐車場に車を止めて早速会場へ。いつもならある看板はどこを見渡してもありません。来場記念この投稿のトップ画像にとおもったのですが無い物はしょうがないですね。こんなところにもコロナの影響があるのですね。入場はいつものように事前にパスを用意していたのと来場者もコロナの影響なのかそれとも入場を有料にしたせいか少なかったですね。まずは知り合いの出展社のブースを探しましたがなかなか見つかりません。どこなんだろうなとさんざん探し回ったあげくわからなくてしょうがなくてTELしました。すると入り口、入ってすぐのところでした。まさかこんな正面の場所をとってるなんて思わなかったので見落としてました。このパターはPIM Design Golfといって高瀬さんという方のパターです。製造は私ですが、造ったというだけで肝心のデザインやアイデア、ルールへの適合のためのR&Aへの申請、および許可、国内外へのパテントの申請や取得などは高瀬さんがお一人でこなされた物です。かなり凝った造りで製造に当たっては非常に困難を極めましたが、めでたくお披露目となりました。これをお読みになって興味のある方は連絡先も掲載しておきますのでお問い合わせください。デザインにあたってはR&Aがなかなか許可してくれなくていろいろと試行錯誤しましたがR&AもOKしてくれました。ルールに関してはR&Aのお墨付きです。パター本体、ネックはすべてステンレスの削り出しですが、R&Aの審査を通るためネックを止めているボルトも特製の削りだしでできています。非常に制作コストのかかった逸品です。
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それで会場の中はこんな感じでお客さんはそれなりにいますが例年よりはコロナの影響なのか少ないですね。
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そしてテーラーメイドのブースで噂のステルス、ドライバーを拝見。パーツごとの展示もしてありました。ドライバーも構えてみましたけどなかなか顔もよくて構えやすかったですね。飛びそうな感じがしました。
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ほかにはこんなパターが展示してありましたね。
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これはオデッセイ。
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まぁ、今年のジャパンゴルフフェアは大人しめでしたね。早くコロナには終息してもらいたいですね。




# by KE_KGD | 2022-03-14 23:00 | Comments(2)
またまた、投稿の期間が空いてしまいました。去年から体調が優れなくて年が明けてすぐに目がよく見えなくなってしまい、驚いて眼科に診てもらうと両目とも眼底出血してますから紹介状を書くので今すぐ内科で診察を受けてくださいと言われ内科を受診すると血圧とか計られましたけど至って正常で、ここ数年のダイエットの成果で5年前の78㎏から現在61㎏と17㎏も減量したので肥満と言うわけでも無いので取りあえず血液検査しました。結果は糖尿。血糖値が高いですねとドクターに言われました。診断結果は糖尿から来る網膜症です。肝臓など他の臓器も良くないですね、血糖値が下がったら治療していきましょう、お薬出しておきますねと言われまたまた薬が増えました。病院を出てから眼科の先生から今、診てもらっている整形外科にも行くよう言われていたので整形の先生にも相談しに行った所、あーっとうとう糖尿になってしまいましたか、今出しているステロイド剤は糖尿には良くないが急にやめることはできないので量を減らしましょうということで投与量を減らしました。糖尿の方は改善が見られるのか視力も徐々に回復して、こうやってメガネを掛ければPCも見ることができるようになり、体感的には排尿頻度が減りました。良くなってるのかなと思ってたら先週末から体の関節のあちこちが痛くなり、とうとう痛くて仕事はできなくなってしまいました。まず頸椎のどこかがとても痛くて首が動かせません。次に左肘、腰、膝、両手の指が握りにくいなどの症状が出始めました。リュウマチの薬を減らしたせいでしょうか、リュウマチの症状が出てきました。仕方が無いので医師から貰っていた湿布や塗り薬の軟膏などで何とか耐えていますが、今週いっぱいは仕事は無理のようです。近況報告はここまでで、パターの加工依頼のお話しをさせていただきます。いくつかの依頼は受けていまして待っていただいている中で比較的簡単な加工だったらミス無くできるだろうと思ったのでまずはキャメロンのパターのフェースを鏡面に削って欲しいという依頼から始めました。キャメロンのパターのフェース面は見る限りでは私どものようにフルバックのカッターやツールマークを綺麗に付ける為の特殊なカッターは用いていないように見えます。単純にエンドミルで削っているだけで、しかも余り切れない刃だと思われます。オーナーはこの切れてないエンドミルで削られた引きずり痕のせいでタッチが良くないと考えられたようです。人によりますがフェースのツールマークが荒いと感触が小さくてボールが接触した瞬間のタイミングが計り辛いと感じる場合があって、最近のボールのカバーが柔らかい物は特にそう感じるようです。打感がどうこう言う前に当たったタイミングがわからないと、ヘッドはフェースローテーションして動いてますからフェースがカップに正対している時に当たらないとボールは曲がって動いてしまいます。そのことからフェースをより平滑に傷なども無くせばボールが当たった瞬間をよりはっきりとつかむことができます。ボールをカップやラインにフェースが正対した時にボールに当たるのがパッティングをコントロールする上で重要だと思います。
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まずはカッターでフェースの凸凹を削り取ります。バイスに可能な限りフェースの正を上に向けておきます。これは画像には無いですがピックなどの計測器を使ってトゥヒール、ソールブレードの誤差を0.01㎜以内になる様に調整します。切り込みはこのパターの場合は0.01㎜で表面の傷は綺麗になりました。0.05㎜削ると1g程度重量が減りますが、0.4g減でした。
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次は工具をチェンジしてXBECのカッティングファイバーで表面を仕上げます。
削った表面にこれを掛けると微細な傷もうっすらと残るツールパスも綺麗に消えてしまいます。その後削った表面をコンパウンドを付けて拭き上げればつるつるの表面になります。この仕上げは最近ではアメリカのツアーでも増えているみたいですね。



# by KE_KGD | 2022-02-04 14:00 | Comments(2)

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特注品です。ベースはCPM-01Kでラインの数、及びオンネームとソケットの位置が標準品と違います。仕上げはSUS BLACKです。たぶん型が変わってもSUS BLACKは問題無いだろうなと思ってましたが、綺麗に仕上がりました。
SUS BLACKも海外からも引き合いがあったので、数も出そうだしこれから少しずつですがモデルを増やして造っていこうと思ってます。
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# by KE_KGD | 2021-08-13 09:54 | Comments(2)
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新しい表面処理が完成しました。これはSUS(ステンレス)を黒く仕上る為のものです。どうやって黒くするかの詳細は申し上げられませんが、これはメッキやコーティング、塗装と違い、何か他の物質を表面に貼るといった方法ではありません。どちらかと言うと鉄のガンブルーの様に素材を染めるといった方法です。ガンブルー(黒染め)が化学薬品と鉄との化学反応によって黒色の被膜を得るのとちがって、これは電気的な処理によって科学的な反応によって黒色被膜を得ます。ステンレスも表面の不動態被膜を薬品や窒化処理によって除去すれば薬品による黒染めは可能です。しかしこのパターの様な深い黒を得ることはできませんし、どちらかと言うと青っぽいグレーみたいな仕上がりになることが多く、黒くしようとあまり長時間濃い液に浸けると金属表面の分子が溶け出してしまいピンホールが開いてしまうことがあります。これにはそういったトラブルがありません。これは不動態被膜を除去しないでもできますし、むしろその不動態被膜を利用してそれを黒く反応させます。こう述べると良いとこばかりみたいですが実際に加工する上では他のことが問題になりました。材料を切削加工で造っていく上で削りによって加工応力が生じてしまい、この応力を持った状態だと科学反応が上手く起こらないといったトラブルが生じて上手くいきません。これについては材料段階での残留応力の除去や完成後も表面の研磨を何種類か全体に加えることで解決しました。このSUSブラックはDLCと比べると耐久性ではやはり多少劣りますがメッキよりは強く、鉄のガンブルーの様に傷に弱くて錆びやすいといった欠点がありません。黒い艶もガンブルーだとオイルを含ませないとダメですがSUSブラックはそのままで美しい艶を保てます。メンテナンスの面ではガンブルーの欠点を解決してくれています。次に優れた面は寸法誤差が0であることです。他の表面処理のように何かを貼る訳ではなく自らの発色なので大きさが大きくなることはありません。当然、重量も造ったときそのままでメッキや塗装のように質量が無いので重くなったりしませんので、狙った重量をそのまま維持できます。誤差の少なさという面は非常に優れた表面処理だと思います。打感についても全く影響はありません。未処理の物と比べて表面の可視光線を奪って黒く見せているだけですので質的な変化は全くありません。むしろこの処理を行うことでイオン化を固定できるので質的な安定という面では未処理よりも優れていると思われます。気になる加工費ですがメッキよりは高くDLCよりは安いといったところでしようか。まだできあがったばかりなのでコストダウンはこれからですね。下記でも画像を公開しています。

https://photos.app.goo.gl/aEmPn1pKtbnAzCWb8
こちらの画像は鏡面と梨地の2種類です。
再検索のヒント
URLが正しい場合はphotos.app.goo.gl/aEmPn1pKtbnAzCWb8を表示してみてください。と出るときはそれをクリック。




# by KE_KGD | 2021-07-25 17:15 | putter | Comments(4)
またしばらく間があいてしまいました。蜂窩織炎はほぼ治ったのですが、免疫の抑制を止めてたせいか、またリュウマチの症状が出てきて右手の関節が腫れてきたので梅雨の間はブログの更新ができませんでした。今は薬が効いてきたのか治まってきましたので夏に入ったことだし、そろそろ投稿しようと思ったのでUPさせていただきます。
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これは特注品でずいぶん前から頼まれていたのですがようやく完成いたしました。KG00Hは本来はクランクネックなのですが、これはベントネックでネックは溶接で接合しています。溶接部は接合後に熱処理して硬度を調節していますので打感に与える影響は無いと言えます。ネックのサイズ長さに関しては使用するシャフトが9㎜チップのシャフトだったため余り太くすることができず、クランクネックの重量とバランスを取るために長さは長めに設定しました。それ以外は刻印などが通常と違うものとなっています。後はフェース面がファインミーリングで非常に平滑に仕上げられています。平行度の誤差はタッチプローブでの計測ではトゥヒール間0だったのでおそらくあったとしても1μ程度だと思われます。きっと伸びの良い打球を楽しんでいただけることと思います。

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# by KE_KGD | 2021-07-22 14:50 | putter | Comments(4)