アルハイス-Ⅲ
以下は神戸製鋼による製品説明です。
当社はこのほど、高精度アルミ厚板「アルハイス®-III」の販売を開始しました。
「アルハイス®-III」は、既存商品のアルハイス-II®をレベルアップさせたハイエンド分野向け高精度アルミ厚板です。アルハイス-II®と比較して、板内部の残留応力の極小化と表面品質の向上を実現しました。
「アルハイス®-III」は、全国の流通店経由で販売される「高精度アルミ厚板」で、主な最終用途は「半導体・液晶製造装置」「太陽電池パネル製造装置」「ロボット/精密機械」などになります。
当社は高精度板を10年以上前から製造しており、「アルハイス®」⇒「アルハイス-II®」⇒「アルハイス®-III」と常にユーザーニーズを商品に取り込むことを心がけ、品質改善を重ねてきました。なお、今回、残留応力の極小化を実現したことにより、「アルハイス®-III」にアルソラン®(切削加工歪対策商品)の機能を統合し、同商品の製造を中止します。
「アルハイス®-III」の名前の由来は、「アル=AL、アルミ」+「ハイスコー=高速度鋼」の造語であり、高速度鋼の特長である高い切削適性にちなんで名付けました。
アルミにも種類がある事なんて?知りませんでした!
アルミと言ったら、窓の「サッシ」のイメージなので種類や、
材質の違いなんて考えて事もありませんでした。
それにしても「神戸製鋼」の説明や、この厚からしても「$」高そう~。
アルミは、比重は軽い?でしょうから、ピンタイプだと軽くなってしまうので、
マレットの材質には良いのでしょうかね~???
スバルのモータースポーツ部門STIではシャシーの内部応力を考えたチューニングをしているそうですね。
また、STIの方によるとポルシェはシャシー材をプレスしてからしばらく置いてから溶接をするそうです。それはおそらく内部応力を抜くためだとおっしゃていました。
アルミと言ってもピンキリなんですね。
アルミのパターで使ったことのあるのはWOSSの MO-02くらいですが、厚みがあったので打感は柔らかでした。
塗装が弱くあちこち剥げてきて使わなくなりましたが、今のアルミのパターへの塗装、皮膜の処理は向上したのでしょうか?
GN さん、内部応力というものはたいてい圧側には問題を起こしませんが横向き(側面方向)はどんな物でも悪影響を及ぼす物のようですね。ポルシェはどうやってるのか知りませんが、内部応力の除去は熱処理で取り除かれる事が普通だと思われます。
神戸製鋼のように材料段階で完全に取り除いていれば後の仕事やできあがりもかなり差が出ます。
ganref さん、アルミは種類が多く、硬い物だと石のように硬い物もあり(アルミは酸化すると非常に硬くなります。最終的にはルビー、サファイヤ、エメラルド、化学式AL2O3となって宝石になります)何が本当に適しているかはよくわかってませんが、内部応力の除去は効果があると思います。