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KITADA GOLF DESIGN

kitadagolf.exblog.jp

ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

今回は使用している材料について述べたいと思います。
パターの材料としては鉄、ステンレス、アルミ、銅合金
等多種に渡り製造されていますので全てを1回でと言うのは
無理なのでこれについても何回かに分けて述べようと
思います。まずは鉄について簡単に述べます。鉄もいろいろあって
詳しくあれこれ書いていると電話帳が出来る位の厚みになるので
少しずつ書きたいと思います。さて、パターに使われている
鉄のほとんどはSS400です。私の所でも多く使っています。他には
S25CやSM490といった材種も使っています。
SS400とは(鋼:ストラクチュラル・δB 400 N/mm2)と言う意味で
400 N/mm2の引っ張り強度に耐えられれば良いというものです。
SS400を使う大きな理由は値段の安さといつでも簡単にどこでも
手に入れられサイズやバリエーションも豊富なためです。なお、
SS材はリムド鋼といって脱酸不十分な鋼であるのでその外周部は純鉄に近く
良質であるがP,S(リン,硫黄)の偏析が比較的多く不均一組織で有ることが
普通である。したがって材料欠陥が有ることがある。
私の場合はこの事を念頭に置いて信頼できる鋼材会社からのみ
板材を裁断してもらい納入して頂いていますのでこういった不良はめったに有りませんが、
過去には外国製(どことは言いませんが尖閣とか竹島でもめてる2つの国です)
が混じっていた事があって削るとヒビまみれで全て不良品になったことがあります。
パターの材料としては硬度が低いため打感という面では相性は良いようで
先に述べた製造上の欠陥にさえ注意すれば問題は有りません。
画像はCPM01Rでヒールよりにホーゼルを立てたタイプです。
材種はSS400でニッケルメッキが美しい扱いやすいモデルです。
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このCPM01K/Rには亜種が他にも有ります。
KITADA GOLFのカテゴリで順次紹介させていただきます。
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# by KE_KGD | 2012-10-16 16:22 | 材料 | Comments(5)
このモデルはLM-19といいます。だったら17とか16とかあるの?と思われると思いますが
あるにはあります。ただ、イマイチ気に入らない所があるので今は18RSと19だけ作ってます。
時間ができれば他のNO.のモデルも改良しようとは思っています。画像の物はDLC☆GALAXYです。
18RSはテーラーメイドTPA18がモチーフであり寸法がやや大きいが形状のバランスはほぼ同じです。
オリジナルに比べグースが大きいのはオリジナルに対してブレード幅が広くなった分、フェースのトップラインにグースを合わせたのでその分オフセットが大きくなってしまいました。これに関しては
大きい小さいは制作時にどうにでも調整できるので、スタンダードはこの位置で固定して作っています。19はこの部分をホーゼル形状を変えることで同じグース度でも細い分曲げが小さくなった分
すっきりしています。ホーゼル形状が変わるとアウトラインの形状も18と同じではヒール側が張り出た様に見えるためこの部分の形状が変えてあります。ソールも19は船底です。トップブレードの形状も18は平ら19はRが付けてあり違いがあります。
なぜそうしたかはホーゼル形状によるところが大きいのですが継ぎ目を自然な感じにするためです。
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# by KE_KGD | 2012-10-15 17:30 | KITADA GOLF | Comments(2)
このモデルは見ての通りキャメロンのニューポート2がベースです。
とは言ってもキャメロンのパターは全く所有していませんし、これを
設計しているときも、ネット上の画像とかお店に行って実物を見たりして
感覚だけで自分なりにニューポート2を造ったのでKP-2Fが寸法的に
一緒かどうかは、知りません。製作のコンセプトとしてはキャメロンの
パターを使っていた人が違和感なく使えるように見た目を似せたのです。
それをコピーというかどうかは人それぞれの感じ方があると思いますが
KITADAが造るとこうです的モデルです。見えない部分での工夫は
色々しています。画像とか見ると表面処理していますし、磨いているので
削りだしでは無いのではとも見えますが100%フルミーリングで削りだしています。
本体形状はもちろん、ネック、トップブレード、ソール形状など全てが数値制御で
削り出されたものです。画像の物は鉄製です。材種はSS400プレートから
削りだしです。もちろん国産の材料です。鉄の場合は他にS25Cの様なローカーボンの
物やSM490のものも製作したことがあります。材料によってどのような差があるかは
後々述べるとして、もちろんSUS303のものもあります。これは私のヤフーオークションにも
出品しています。頑張って安い価格でスタートしてますので興味のある方はよろしくお願いします。
KITADA GOLF DESIGNで検索してもらえば探せます。
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画像のものは表面処理がガンブルーです。背景が白なんで真っ黒けに見えます。
と言うか本当に真っ黒け。黒染めって傷が付きやすく錆びやすいのですが
見ている分には飽きませんよね。
それから技術的なことになるのですが私のパターはソケットの穴はこの手のクランクネックの
場合は全てリーマで仕上げています。なぜそんなことするのかって言うと、どんなパターでも
ドリルで当然穴を開けます。しかし皆さんドリルって真っ直ぐ真円の穴が開くと思っているでしょう。
ドリルだけでまん丸な高精度の穴を開けようとすると、パターが買えておつりが来るぐらいの何万円
もする特殊なドリルを使うことになります。私もそのようなドリルは持っていますが、コストに反映
しますから、普段はドリルで(とは言っても皆さんが知ってる黒いストレートドリルは使いません。マシニング用のエンドミルシャンクのXシンニングです。これでも普通のドリルの5倍位の値段します。)
下穴を開けてストップホールリーマで仕上げています。なぜ、そのようなことをするかと言うとドリルは
曲がって穴が開くので精度に劣るからです。穴開けの解説はそのうち詳しく何回かに分けて
説明したいと思います。物作りって穴1つ開けるだけでも奥が深いですよ。
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# by KE_KGD | 2012-10-13 20:52 | KITADA GOLF | Comments(2)
KITADA GOLF DESIGNは兵庫県姫路市でパターを中心に製造しています。
少しずつ以前から造ったパターやゴルフ用品などを紹介していきます。
できあがりの製品を載せているだけでは、つまらないので時々はその製作過程とか
苦労話、ゴルフとは関係ないことも書いていこうと思っています。

下の画像はChange the worldのganrefさんに以前撮影してもらったLM18RSです。
ganrefさん、画像初っぱな使わせもらいます。
私自身は撮影はヘタなのでお見苦しい画像を掲載するかもしれませんが、ジャンジャン
載せていきたいと思ってますのでみなさんよろしくお願い致します。

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# by KE_KGD | 2012-10-12 21:44 | KITADA GOLF | Comments(9)