ブログトップ

KITADA GOLF DESIGN

kitadagolf.exblog.jp

ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

<   2017年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

LM-19の制作途中の画像です。これはネックの部分を削り出しているところです。以前はこの部分も
グースの分だけ曲げた形状で削り出していたのですが、どうしてもテーパー部の精度が落ちてしまって形の良いテーパーになりません。LM-18では問題にならなかった部分がネック形状が変わっただけでおかしくなるものなのです。以前の物でも悪いと言うわけではありませんが不良品になってしまったりすることもありますし、微妙なテーパーの角度の精度を保つためにはグースを付けず、まずはストレートで削り出してその後曲げる工程に変更しました。この部分の角度を何度にするかでずいぶんテストしました。この部分に拘るのには理由があって、どうやらL型のパターはネックの長さ、太さ、テーパーの角度などにその性能が大きく左右される事がわかってきました。最初から形状をフルミーリングで削り出しても誤差はどうしても出て出来てしまうので削り出した後に、どのみち修正を加えているのが現状ですからネックのグースやライ角は後から手曲げで作ります。ライ角は基本の角度は最初から治具で固定しているのでそのままの角度で良ければほとんど狂いませんが、その後の研磨の工程で外形が少し削られてくるので最終的には完成前にチェックしてもう一度ネックの調整をします。LM-19も最近作っていなかったのはこういうことが理由でした。作っていなかったと言うよりは出さなかったということです。より良い物を作る、前回よりも次回に作る物は見た目は変わらなくても常に改良していくことで、1打でもパットの数を減らせたらと思っています。L型パターはパターの形の基本形だと私は思っています。単純な形状のL型パターって他の形状のパターよりも難しいけどパターの基本がぎっしり詰まっていると思います。以前、とっても有名なゴルファーのL型パターを使わせてもらう機会があってそのときに確信しました。L型パターが作れないと他の形状のパターの事はどんなに偉そうに理論を述べても意味が無い、分かっていないのだと。パッティングはゴルフの中で最も難しく謎の多い部分です。パッティングはゴルフの中で別のゲームである。偉そうなこと言いましたがこの言葉はK・Sさんの受け売りです。
a0296812_2021292.jpg

a0296812_2022631.jpg

シャフトを挿し込んでみました。完全にぴったりです。このシャフトはLM-19の専用です。
[PR]
by KE_KGD | 2017-01-03 20:11 | KITADA GOLF | Comments(6)
a0296812_11522253.jpg

[PR]
by KE_KGD | 2017-01-02 11:52 | Comments(2)