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KITADA GOLF DESIGN

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クリスマスが目前に迫ってきました。相変わらず忙しくしてます。1つ1つしかこなせないもどかしさを感じながら毎日、パター作りをやっています。先日、久しぶりに、まあく君がやってきました。前に作ったパターがだんだん合わなくなってきたので作り替えるために本人と確認しながら作ることにしました。使用するパターはKG002Fです。前回作ったときはレングスが短かったのでヘッド重量は重くしていたのですが身長が伸びて(足のサイズは29から30になったそうです)短くなったせいで長くすると重く感じる様になったのとパッテングのスタイルが変わってきたことによってライ角が合わなくなってきたのでようです。ライ角は以前よりアップライトに構える様になっていたのでそれに伴って変更しようと思っていましたがシャフトを入れて構えて見ると初期設定の71゜で問題なさそうだったのでライ角は初期設定のまま行く事になりました。後は重量で、重量的には最初に渡したKP-2Fの方が合っていると言うのでKP-2Fの方と同じ重量バランスになる様にヘッド重量を調節することにしました。KP-2Fの方のバランスがE3で今使っているKG002がE9あったのでヘッド重量を軽くしないとならなかったのと、今回はヘッドの材質も変更することにしました。材質はSUS303からSM490Aに変更することにしました。まずブランクヘッドを用意してフェース面を削り重量を350gぴったりにしました。これでシャフト、グリップを仮組して計測すると予測通りE3になりました。
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今回はフェース面の仕上げもツールマークは残さずカッターにワイパーチップを仕込んで徹底的に平滑に削りました。普通に削っても十分平滑で綺麗なのですがワイパーチップを仕込んで削るとさらに平滑になります。普通のチップが材料を削ると表面は綺麗でも目に見えないほどのツールマークがあってその山の先端をワイパーチップでさらえてさらに平滑にします。こうすることで微妙なタッチをさらに敏感に感じ取ることが出来る様になります。下の図の上側のように普通のチップを使って削ると断面はこのようにとんがってしまいます。ワイパーチップは下側の図の様にとんがった先端を少しだけ飛び出していて平行に削って削った面をより平滑にします。
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左がワイパーチップで右が通常の物
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このフェースの仕上げを彼と話しているときに古い話で1992年だったかKプロが日本プロとアコムインターナショナルだったかよく覚えてませんが連勝したときに使っていたパターは私の作で同じくワイパーチップによる超平滑な仕上げを施していました。Kプロはこのパターを使用したのはこの2戦だけだったのですが2つとも勝利してしまうと言うことはかなり効果かあったと考えてよいと思います。それで彼が興味を持ったかどうかは聞いてないですが私自身がこの仕上げを勧めたのには彼なら使いこなせると思ったからです。プロトタイプなんで無刻印ですが削りっぱなしも味気ないので黒染めだけして仕上げました。使っていく過程で変更することも考えられるので仕様が固定するまではこのまま使ってもらうことにしました。このパターの初実戦は年末に行う予定です。相手は2012年の賞金王 Fプロです。私は軽くヒネられるだろうと思っていますが本人はパターをずいぶん気に入ったのか勝つ気でいます。その意気で頑張って欲しいと思います。ドライバーショットも技術的な指導は私ごときがしても意味が無いのですがクラブの方を点検していて気づいたことがあって2人で少し構え方などチェックして打ってみるとよい方向に球が出たのでドライバーもこれからどんどんよくなると思われます。
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by KE_KGD | 2015-12-23 17:31 | KITADA GOLF | Comments(4)