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KITADA GOLF DESIGN

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ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

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しょっちゅう受ける質問なのですがGSSってあります?とかGSSでお願いしますって言われますが、そもそもジャーマンステンレスといった材料は無いので、キャメロンが言ってるGSS303ってやつなのですが正確に言うと何のことやら該当する物がありません。表はスエーデンのサンドビック社の資料ですが、これによると日本の規格でSUS303とはイギリス、アメリカでも303でドイツではW.-nr. 1.4305かDIN X12CrNiS18 8となっており303とは呼びません。国によって呼び名は違いますがほとんど同じ物です。スエーデン産の物は世界的に優秀な事は知られていますが、ドイツ産のステンレスが日本やアメリカのとどこが違うか、どこが勝っているかなんて聞いたことありませんし劣っていると聞いたこともありません。たぶん同じなんだと思います。
下が対照表です。赤線、赤丸がついてる箇所がSUS303です。
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by KE_KGD | 2014-07-31 20:48 | 材料 | Comments(2)
CPM01K特注品です。特注の内容はセンターのラインの幅を太くすることと、重量の指定、ライ角、彫刻はSUS303と365Gのみというものです。こういうのはオーダー品となりますので少々お時間はいただきますが
お値段の方はオクに出してるのと大差はありません。重量が365gと重たく指定されていますので、重量はソールやブレードの厚みを増すことで対応しました。ブレードだけで厚みを増して重量を出すのが手っ取り早いのですがそれだけだとブレードの厚みが太くなりすぎて違和感が出てしまうのでブレードを太くするのは最小限にしました。計算通り365gでできあがりました。上面はブラスト仕上げ、ソールはサテン仕上げです。
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by KE_KGD | 2014-07-30 11:52 | KITADA GOLF | Comments(0)
前回に続き革ネタです。画像に有るのはカード入れなんですけどこれも馬革です。神馬革といいます。神社に奉納するのに作った革の余りでこしらえた物なんですが、さわり心地は少し硬めな感じに柔軟性もあるといった感じで何とも神々しい感じのする一品です。表に描かれている家紋は歴代姫路城城主の家紋があしらっています。これもヘッドカバーとか作ったらきっと良い物になりそうです。
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財布なんですけどボタンのところがちょっとダサかったので作ってみました。材種はSUS303でパターの材料と同じ物です。
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by KE_KGD | 2014-07-25 19:34 | KITADA GOLF | Comments(3)
今日、携帯電話が故障しました。通話中に切れちゃって電源が入りません。前々から不調だなとは思ってたのですが昇天してしまいました。しかたがないので近くのauへ行って機種変更。ポイントもたくさんたまってたのと携帯はガラケーなので追金は少しですみました。お金を払うときに小銭が財布から漏れて散乱してしまいました。財布を見ると穴が開いてます。もう20年近く使っていた財布だったのでくたびれていたのですがとうとう穴が開いてしまいました。しかたがないので財布を買いに近所の皮革会社へ行きました。そこで気に入ったのが画像にある馬のヌメ革の財布です。ちょっと見た目は無骨なデザインかなとは思いましたが、肌触りの良さとそこの社長の説明でこの1つだけが手縫いで100%手作りであると言うことでした。普通は同じ製品でもミシンで縫製するのですがこれは1つ1つ縫った物です。これだったらまた20年、30年と使えるだろうなと思いましたので購入決定しました。ヌメ革って金属の砲金や真鍮みたいに製造されてから日にちが経つごとに色が渋く変色していきます。茶色くそしてだんだん黒っぽく昔に西部劇で見た革みたいな色になっていきます。
色の変色を楽しもうと思います。ヘッドカバーとか作るときにこの革も使おうかなと思います。
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あまりお金は持ってないのですがたくさん入りそうです。
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縫い目がミシン縫いと違ってほんの少しですが間隔に差が見られます。完全にハンドメイドの証拠です。
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この財布を開けて臭いを嗅ぐと馬のヌメ革の良い臭いがします。
これでお金も貯まると良いな。
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by KE_KGD | 2014-07-18 19:27 | KITADA GOLF | Comments(2)
これはコードバンといって馬のおしりの革です。私の工場の近くには姫路革の工場が多く有りコードバンも生産しています。昔はこの部分て鞣しや染色が難しい部分で使い物にならない部分だったので捨ててしまう箇所でした。しかし、長年の研究の結果、安定した生産が行える様になりました。安定したとはいっても製造は難しくしかも採れる量が少なく、食用の農耕馬からしか採れなくて競走馬やポニーからはコードバンは採れません。たいていの革は二層構造(銀面と床)なのですが、長いこと使ったり、過酷な扱いをすると銀面が浮いてはがれてしまうトラブルがあります。コードバンは単層構造なのではがれる心配が無く強度が高い革です。
馬の革って元々人肌に優しい革でコードバン以外の箇所も人の肌に直接触れる様な箇所は馬の革を使っています。たとえば高級な靴の裏側とかギブスやコルセットなどには使われています。牛やそれ以外の革を使うと肌を傷めて皮が剥けたりします。近所の製革会社からサンプル品として提供してもらいました。もちろんヘッドカバーとかバックとかには素材としては使えますが、私が考えているのはヘッドの素材として使えないかなと思っています。先ほど述べた様に革の繊維は単層構造なので、機械切削が可能なのではないかと考えています。革としては硬めなのも可能性はあるのではと考えています。おそらく現状のままではそのまま使うのは難しいでしょうが、研究にトライしてみる価値はあると思います。これをいじくり回しているついでに用品も作るかもしれませんがそのときは掲載します。私も姫路市にいながらよくは知らなかったのですが工場のある花田町高木ってかなり古くからある村らしくて播磨風土記や日本書紀にも記述があるらしく西暦200年には皮革の製造をやっていたらしいです。日本の70%以上の皮革はここで製造されているらしいです。姫路ってゴルフのクラブも有名ですが皮革ってもっと有名でムチャクチャ歴史があるんです。
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by KE_KGD | 2014-07-14 21:54 | 材料 | Comments(8)
11日に湯立て神事に行ってきました。前日は台風でしたので天気が持つかどうか心配でしたが台風一過で快晴でした。幸い姫路はたいしたことなくて台風も普通の雨でした。本殿前は去年よりいくらか人出が多い様に感じられました。アンヌは犬好きの人に撫でてもらったりしてご機嫌です。
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釜では熱湯がたかれていて、いよいよ今年の神事が始まります。
神主が祝詞を読みあげてます。その後、巫女さんの神楽がありました。
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次はいよいよ湯立ったお湯に巫女さんが笹をつけます。
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そして一気に振りまきます。
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おおーっあちちちちっと参拝客から悲鳴とも喚声ともつかぬ叫び声が響きます。何度かお湯を浴びた後、笹をもらいます。家に持って帰って神棚に飾っておくと無病息災、家内安全、商売繁盛のお守りになるそうです。
アンヌは笹の臭いを嗅いでました。魚みたいな臭いがしていましたのでお腹が減ったかもしれません。
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by KE_KGD | 2014-07-12 20:03 | ダックス アンヌ | Comments(0)
愛犬のアンヌですが、だんだん暑くなってきたのでフローリングの床に張り付いている事が多くなってきました。6月30日に播磨国総社で輪抜け祭りがありましたので天気も悪くないので今年も行ってきました。
毎年無事にこの輪をくぐりたいです。
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くぐり終えてから本殿の方へ。
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こういう柱の様な物を見るとすぐに臭いを嗅ぎます。ずっと人と同じ生活をしていてもやっぱり犬ですね。
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次は11日の湯立て神事ですが天気が持てば行きたいと思ってます。
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by KE_KGD | 2014-07-09 09:28 | ダックス アンヌ | Comments(0)
今回はパターの黒さについて述べたいと思います。パターの表面処理の方法によって違います。方法としてはいろいろありますが、一般的なのは黒染め(ガンブルー、ブラックオキサイド)メッキ(黒クロムメッキ、ブラックボロンメッキ)、コーティング(チタンアルミナコーティング、DLC等)だと思います。それぞれメリット、デメリットが有ります。まず、黒染めですがメリットはその美しさとコストの安さにあります。ガンブルーのパターの美しさはお店などでご覧になったことはあるかと思います。下地処理にもよりますが艶のある青みがかった黒で仕上げられています。素材によって若干色合いが違いますが、どちらかと言うと下地処理の影響が大きく、光沢のある黒は完全に鏡面で仕上げた物で無くては艶が出ません。デメリットは錆びやすいことです。かなり気をつけていても経年変化で色が褪せたりしますし、使った後は油を引いておかないとすぐ錆びてしまいます。元々が錆なので黒から赤へと化学変化してしまい放っておくとボロボロに穴が開いてしまって醜くなってしまいます。ガンブルーのパターは定期的にリビルドしないと駄目ですね。お店に頼んでもやってくれる場合がありますが、たいていは料金が高くて二の足を踏んでしまいます。私もよく他社製品のリビルドを頼まれますので、お申し付けくだされば程度にもよりますが、安価で施工いたします。同様にメッキ品のリビルドも出来ます
のでお問い合わせください。ブラックボロンの場合のメリットは錆びにくいのとガンブルーより剥離に強いことです。色合いは艶の弱い黒と言う感じで、黒ければ良いのであればメンテナンス面では楽な表面処理です。難点はメッキにしては高価なことと膜厚がやや厚いことです。気になる打感はというと慣れてしまえばと言ったところですが、やはり黒染め、コーティングなどに比べると劣ります。固いとか軟らかいと言うより感じ取りの部分での感覚的なものがプアという感じでしょうか。メッキ品は総じてこの傾向があります。このあたりことがあまり気にならない人にはコストパフォーマンスは優れていると思います。コーティングが表面処理としては現在、最も性能の要求を満たす表面処理なのですが、難点は処理費が高いことです。たいていはバッチ処理なので入るだけ一度に処理すればコストは下げられるというもののパターの場合装置に対して体積が大きく、あまり一度にたくさんやろうとすると不良の確率が増してしまって結局高くつくので、100%では出来ませんのでやっぱり高くなってしまいます。チタンアルミナやDLCまたはダイヤそのものをコーティングする訳ですが、メリットは膜厚が総じて薄いことです。5μ以下であることが多いので打感に与える影響が少ないのです。打感について勘違いがしている人がいますが表面の硬度は関係ありません。どんなに軟らかい材質のパターで打ってもゴムのボールを打って凹む訳は無いのでパターのフェース面の硬度は関係ないのです。メッキが良くないと言われるのは母材のインパクト時の振動や音を阻害するからです。その原因はやはり膜厚に関係していて10μ以上の膜厚を持つと包んでいる金属の振動や音が混ざってくるからと考えられます。メッキでも20μ程度なら影響は少ないと思われますが、厚みそのものよりも膜の均一性と言うか平滑性もコーティングに比べると劣りますので結果、性能ではコーティングが優れていると言うことになります。パターの進化の中で今までいろいろな事が試されてきました。安価に出来るものもあれば非常にコストがかかるものもあり、ありとあらゆる事が試されてきました。今現在となってはまさに重箱の隅をつつく様なそんな感じで開発されています。コーティングも安価な物も有ればダイヤモンドコーティングの様にφ15で100mmほどコーティングしたら15万円ほどかかる様な高価な物まで有ります。でもパッティングの1打がその人にとってどれほどの価値があるものかによってたかが表面処理も何万円かかろうと1打を縮めるのに役立てば安いものです。ただの錆止めや見た目の派手さはスコアには何の寄与もしません。ほんの少しの確率でも1パットで入れるための努力なのです。
まず1つめの画像はJW01で比較のために黒染め(ガンブルー)、ブラックボロンと並べています。
まずはガンブルー。
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ブラックボロン。
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DLC艶有り。
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LM-18RSについては実験としてサテン地に施してみました。下地がサテン地でも澄んだ黒で艶があります。透かすとヘアラインの線が見えますが、それが多少艶を押さえて防眩の役目を果たしています。でも3種類の中で最もしっとりとした黒さです。掲載分のバターはできあがってからすぐに売れてしまいました。きっとオーナー様には満足していただけると思います。
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by KE_KGD | 2014-07-02 18:22 | KITADA GOLF | Comments(7)