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KITADA GOLF DESIGN

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ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

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KP-2Fの市川町仕様です。兵庫県神崎郡市川町、市川商工会は今年もジャパンゴルフフェアに出展します。
このパターも会場で展示されます。
興味のある方で会場へ行かれる予定の方は是非実物をご覧になって下さい。開催期間中は私も初日から予定では上京する事になっています。当然、フェアも訪れますがそれとは別の仕事上の話があるので15日から
東京へ行く予定です。今は出展物を作るので大忙しです。ものを言ってる暇が有りません。メールをいただいている方、返事が遅くて申し訳ありません。連日、多くの方からパターに関してお問い合わせを受けています。
私ごときのパターに興味を持って頂き大変、光栄です。仕事の合間に順番に返事を書いていますので遅くなりがちですがお許し下さい。下の画像はKP-2F ICHIKAWA versionです。
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by KE_KGD | 2013-01-30 23:46 | KITADA GOLF | Comments(2)
ドリル加工について技術的なことを述べたいと思います。ゴルフヘッドにおいてドリルと言う工具はシャフトを挿す穴を開けるために使います。私のところで製造するヘッドは全てリーマを通すか、リーマと同じ効果が得られるバニッシングドリルを使うかしていますので穴精度が問題になったことは有りません。今から述べるのは、皆さんが普通にドリルを使って金属の板や丸棒などに穴を開けたときに起きるであろう現象について述べます。まず、ドリル穴は縮小するかと言ったことについてですが、当たり前に考えるとドリルが振れていたり、切削抵抗のアンバランスが生じているような状態では穴の寸法は拡大傾向となります。ところが開けた穴にシャフトやゲージを入れようとすると穴がきつくて入らない事があります。あるいは開けた穴にそのドリルを入れようとすると途中で引っかかってそれ以上入らない場合があります。こうなると加工した穴が縮小したとなりますが、本当に穴が小さくなったのでしょうか?ドリルが新品の時など、良く切れているときはこのような現象はあまり生じません。摩耗が進んでくる、又は摩耗が促進されるような切削条件の時にこのような現象が多く見られます。切削の熱によって膨張した金属に穴を開け、直ちに収縮すると言ったことは一般的な加工においては考えにくいのです。硬質ゴムを含むプラスチックの様な材料で熱伝導率のきわめて小さい弾性材料であれば、切れ味の悪いドリルで穴を開けようとすると大きな背分力が生じて穴が収縮して開くことは考えられます。しかし金属では先に述べたように穴の寸法は拡大傾向となるはずです。ではいったい何故、穴が小さくなったのか。原因としては3つほど考えられます。いずれもシリンダーゲージで計測するとドリルの寸法よりも穴は大きいのですが、同寸法のシャフト、ドリルは通りません。1番目の原因は穴が曲がって開いている場合です。これだと穴径自体は大きくても引っかかって通りません。穴の曲がる原因としては機械精度、材料の固定、穴開け表面に傾斜が有りドリルの食いつき時に滑って挫屈するといったことが考えられます。2番目に切削送りが高送りで有る場合。切削中のドリルには通常、高いスラスト加重がかかり、押さないと切削はおこりません。しかし、貫通直前になると先端が覗いて穴が開き始め、大きな下穴が開けてあるところにドリルで通す様な状態になります。こうなるとドリルにかかっていたスラスト加重は逆向きに作用してドリルは押さなくても外周のねじれ角にリードされて貫通しようとします。ちょうどタップで回転させれば押さなくても下へ回りながら入っていってネジが切れるのに似ています。ハンドボール(電動ドリル)で穴を開けたとき、貫通する際に引き込まれる経験をしたことはないでしょうか。これと同じ現象です。ようするに穴が抜ける際、それまでの切削送りよりも引き込まれることで切削送りが早くなります。早く送った分だけ、削れる量が少なかったので、貫通側の穴が入った方より狭くなるのです。これは、貫通させたときに起こる現象で、パターは穴は貫通しないので、これが理由の縮小は無いと思います。3番目は多角形の内接円がドリルよりも小さい場合。ドリルで皿モミを行うと三角形、又は五角形などの奇数多角形の皿穴になってしまうことがあります。無理にそのまま穴を開けていくと、かなり大きなリードで穴の中でねじれが生じます。穴の形を柱に例えるなら、三角形とか五角形の柱をねじった様な形状だと思ってください。三角おむすびの様な穴になり、穴の長い方向には拡大しているのですが。内接円は工具径よりも小さくなってしまいます。これがパターなどゴルフのシャフト穴に多い穴の縮小の正体だと思います。修正方法としてはリーマを通せば直りますが、私ども製造者としてはこのような不細工な加工はすべきではないので工具の管理、選択には気を遣わなくてはなりません。1番目の解決方法としてはセンタードリルで穴をモミ付ける事と必要最低限の刃長にし、無駄に長いドリルは使わないことです。2番目はドリルの先端角をやや小さい物を選び、ドリルの溝のリード角はあまり大きい角度の物を使わないことです。3番目はドリルのチゼル部(先端)の切れ味が良いときによく起こるので、スラスト加重が大きくなるよう切削条件を設定すれば、かなり防げます。ドリルの研ぎ方で逃げ角を大きくして送りを早くすると良くなります。これら、個々の対処方法は互いに矛盾したもので有る場合があるので工具寿命や加工能率の向上には結びつかず難しい問題となることが多いです。私の所では幸い機械は高性能なので高価ではありますが、これらの問題を生じないドリルを使うことができます。どんな些細な穴開け加工でも妥協しない事が最終的にパターの性能向上につながります。下の画像のドリルの先端中心部をチゼルと言います。
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左側の大きい方が鉄用、小さい方がステンレス用です。リードの溝の角度がステンレス用の方がねじれ角度が大きいです。材料が粘いステンレスの切り屑を効率よく排出するために角度が大きくなっています。
逆に鋼の場合はそれほど大きい角度は必要なく、溝の角度を浅くすることで切り屑の排出を楽にしています。
いずれのドリルも掴む部分の事をシャンクと呼びます。
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ドリルの話は今回はここまでにして、次に出来上がったばかりのCPMの左用を紹介します。
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私のオークションに出品しますのでスペックはオークションのページへ行って見てください。
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by KE_KGD | 2013-01-24 00:07 | 機械 工具 | Comments(6)
CPM01R-Cです。すでにR型は有るのですぐに出てきそうなものですが、完成にはずいぶん時間がかかってしまいました。K型が好調なのでR型を造っている時間がありませんでした。
角がRの方が大きいRが付いていて全体に丸っこいイメージです。
性能的な差は有りません。どちらが構え安いか、好みです。選択肢が増えたって言うことで、これからぼちぼちと生産量を増やそうと思っています。
ここでCPM01型の開発コンセプトとか言うと格好いいのですが、パターを設計する場合はまずどのような性格のパターにするか、狙う性能は何かと言ったあたりからデザインを決めていきます。
何か従来品でこれを真似てとか言うのも確かに有りますが、それでも全く同じ物を造るのが嫌いなので似ていても違う物を造ってしまいます。
CPMの場合はあまりロングレンジでは有りません。3~4m位が一番適している範囲のパターです。
もちろんそれより長いパットは全然ダメとかではなくて入る確率が非常に高い範囲と言うことです。
このパター、見た目がマレットなので重心深度が深そうに見えますがフランジ部分はペラペラなので
重量が有りません。重量配分としてはフェースよりでトゥヒールに多く配分しています。
要するにほとんどアンサーなんです。トゥ~ヒールにかけて全長が短いのでヘッドはアンサー型の長い物と比べるとヘッド効きがイマイチ軽いので、その分は重量を増やしています。重い重量がうまく機能して安定感につながっています。ただ重く重心深度の深いパターを造るとどうなるか、一見、理屈では良さそうですが実際には構えて引くときに勢いがつきすぎて加減のしにくい難しいパターになってしまいます。CPMではその辺りのマレット型の欠点みたいなものを逆手に取って設計しています。格好いいねと言われるよりも、とっても使いやすいと言う評価の方が作者としては嬉しい誉め言葉です。
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by KE_KGD | 2013-01-17 19:59 | KITADA GOLF | Comments(4)
CPMシリーズのクランクネック、通称スクエアアンサー、正式名称でないというよりアルファベットの型番以外は私のパターに名は有りません。しかしながら、そう呼ばれ、そしてそれが連想される通称で呼ばれ皆さんのお役に立てているのは作者としてとても嬉しいことです。自分で考えて付けなくても自然とそのように連想して頂けるのはクラフトマン冥利に尽きると思います。このタイプはGALAXYコートで載せましたが今回は黒です。実はCPM01R-Cも造ったので次回に載せたいと思います。
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話は変わるのですが、新聞やテレビなど体罰問題が騒がれています。私はスポーツに体罰は必要ないと思います。それで気合いを入れるとか言う人がいますが、昔の日本軍じゃ有るまいし、人を暴力や恐怖で統制しようとしても、それで決して強くなるとは思えません。大和魂とか根性とか言いますが、それで日本はどうなったのでしょうか。国が無くなりかけたじゃないですか。
精神論も良いのですが、現実として勝つことだけが目標になって何でもありではダメだと思います。
ゴルフでは勝ち負けよりもまずマナーです。マナーのなっていない人、ゴルフが上手でもプレーする資格無いです。私もいろんな人にどうしたら上手くなれますか?と聞かれることがよくあります。しかし、技術的なことはあまり話しません。ああだこうだと言っても、そんなことはだいたいレッスン書本なんかに書いてあることとほとんど一緒です。去年の春頃、私のところへ訪ねてきた中学1年生の男の子がいました。パターを1本提供してあげたのですが、去年の暮れにジュニアで優勝できましたと挨拶に来てくれましたが、この子にも最初、出会ったときにかけた言葉は、まず楽しみなさいと言うこと。技術的な事は全く言いませんでした。言わなくてもセンスの良さを感じさせてくれる子だったので、つまらないアドバイスは必要ないと思いました。辛いなとかおもしろくないなと思うようならどんなに練習しても伸びません。心から楽しむことができれば自然とその人のセンスでもって上手になれます。楽しむことで上手になろうとします。心も体も鍛えるとはそうでなくてはならないと言うのが私の信条です。皆さん道具も楽しませてくれる物を選びましょうね。私も微力ながら、お手伝いができればと思っています。
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by KE_KGD | 2013-01-14 00:22 | KITADA GOLF | Comments(4)
JW01のBRASS製です。真鍮てことです。鍛造品とか鋳造品とかもOEMで生産していますが
やっぱり最高の材料だと仕上がりが違います。鏡みたいに光ってますが、決して眩しくありません。
いや、眩しいくらいの方が所有欲を満たしてくれるかもしれません。重量も359gとかなりヘビーですが安定性は良いので問題有りません。むしろこのくらいウェイトが有る方が良いかも。
ピカールで磨くと非常にきれいに光ります。仏具と同じ感覚ですね。磨くのが好きな人には超イイネ!サイコーです。
(仮面ライダーウィザードのベルトが喋ってる調で)
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by KE_KGD | 2013-01-10 18:04 | Comments(3)
初詣は岡山県の最上稲荷へ行ってきました。弟の家族と私の家族とで行きました。
もちろん、アンヌも連れて行きました。ルートは山陽自動車道路を西へ岡山道を総社で降りてしばらく行くと稲荷の手前で渋滞です。予想していましたが数㎞の渋滞ですが駐車場に入れるのに3時間以上かかりました。
最上稲荷に行くのは私は20年ぶりくらいで私の両親は40年ぶりでした。20年前行ったときは友人と行きましたが、夜に参ったので周りの風景とかは暗くて見えなかったので昼間に行くのは40年ぶりです。40年前両親と行ったときの事は今でも覚えています。その時は小学生でした。参道の大鳥居は久しぶりに見ましたがやっぱり大きかったです。アンヌは今で9ヶ月なので初詣はもちろん初めてです。境内まで登りお賽銭を投げて
お祈りを済ませて早速おみくじを引きました。姪っ子が凶を引いてしまい泣きべそをかいてしまいました。
アンヌは去年、神社の祭事には何度か連れて行っているのでこういう人混みには慣れているので平気みたいでいたって平静でした。
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夜は倉敷で一泊。翌朝、鷲羽山ハイランドへ行きました。
最初に絶叫マシンに乗り、観覧車へ海抜200m以上も上へあがると瀬戸大橋がよく見えます。
一緒にチビ共と乗ったら風がきつくて揺れているところへ揺するので絶叫マシンより怖かったです。
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2013年がスタートしました。
1月4日に去年やり残していたこともあったので工場の事務所へ行きました。
イスに座るとすぐに電話が鳴ったので誰だろう?と受話器を取るとハローと喋りかけてこられました。
どうやら相手は外人さんのようです。英語で喋られてもよく分かりませんが、変な日本語はもっと分からなくてどうやらパターを買いたいとのこと。後でメールしますとその場は引っ込んで頂いて、後で翻訳しながらメールしました。そうしたら、外国からメールが来てて、読むとどうやら相手はシンガポールの方のようです。用件はパターを買いたいとのこと。こちらにも英語で返信すると、また外国からメールが来てて、今度はアメリカからでした。去年は外国からの問い合わせは無かったのですが年頭から外人さんの問い合わせが多くて、それほど英語が得意でない私は翻訳に一苦労です。グーグルやエキサイトの翻訳を通すのですが、直訳だと意味がよく分からなくて、上の娘は高校でトップの成績なのできっと訳せるだろうと頼むと似たようなもんで、こんなんで外大志望で大丈夫かいなと心配になってしまいました。仕方ないので適当に返事を書くとそれでも通じたようで商談成立でした。ひょっとしてこのブログ世界中の人が見てくれているのでしょうか。
それだと嬉しいのですが。
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by KE_KGD | 2013-01-06 00:22 | ダックス アンヌ | Comments(7)
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
無事に新年を迎えることができました。
今年最初に紹介するパターはJW01です。材種はSM490Aでブラックオキサイトで仕上げました。
なかなかの出来映えです。自画自賛したくなるほど良い色に出来上がっています。
ブレードにホワイトのドットが有る方はオーダー頂いていた物です。もう片方は、買い手が付いていませんが
オークションに出す前に買い手が付くのではないかなと思うほど良い出来です。
SM490Aは打感と言う面で他の鉄とは違った感じがします。何て言うかSSに比べると音の響きが綺麗で
すがそれほど高い音ではないです。S25Cなどローカーボンの鉄と比べてみるとSM490A方は音が澄んでいる感じかな。雑音がないので手に伝わる感じも良い感触です。
JW01はジョージ・ロウのジャック・ニクラウスのスポーツマンがモチーフです。
ジャック・ニクラウスのメジャー18勝の内16勝はこのL型パターです。
さすがに本物は手に入れられないので、その後に少しだけ生産されたレプリカを手本にしています。
今ではさすがに軽すぎて最近のグリーンに適応しませんし、ボール自体が当時とは全くちがった物になってしまっていますので、当時のままのL型では使えない、だから絶滅しかけていたのですが、L型を使う人は少なからずいますのでパターの制作者としては放っておけなくて数年かけて作りました。いろいろ試行錯誤しましたが、おおむね評価は良いです。+50g以上目方を乗せて、見た目のイメージを変えないこと、ジョージ・ロウに見えることと言うのには非常に苦労しました。何十本のボツの山でペール缶が一杯になったけど、とりあえず満足できる
ものができてほっとしてます。
2月にはゴルフフェアがあるので正月三が日がすんだら新作の製作に取りかかります。
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by KE_KGD | 2013-01-01 00:48 | KITADA GOLF | Comments(7)