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KITADA GOLF DESIGN

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ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

カテゴリ:putter( 9 )

このパターは前回コメントいただいていた愛知のTさんのオーダーです。
パターの型はKG00Gです。キャメロンのサーカ62みたいなパターですがこのタイプのパターはキャメロンが作る以前から似たようなパターパターは出てたので別にパクリと言うわけではありませんし、滅多に作らないのですが私が作った初号は20年くらい前だったと思います。私がパター作りを始めてから24年は経ってて
25年目に入ってます。その間いろいろ作ったのですが、大半はボツでしたがこのモデルの様に根強い人気のモデルもあります。ということで近々少量作ってみようかと思っています。
話がそれましたが、このDLCのブラックは従来と違ってパター専用となっています。前から綺麗だったのですが美しさもそうですが、膜の性能がかなり良くなっています。DLC皮膜の良いところは表面が非常に均一な厚みになっていて電子顕微鏡で見ないとわかりませんがメッキやその他のコーティングに比べて凸凹がほとんど見られません。ほぼ皆無と言っても良いくらいで比較で言うならメッキがグランドキャニオンならTi のPVDコーティングがその辺の原っぱだったら、このDLCは高級車のボディの塗装くらいなめらかだといえます。
なぜそんなにも平滑な表面が必要かと言うと、ボールは丸いのでが接触する1点はすごく小さな面積です。パターのスポットはある程度の範囲があって1点集中でヒットするなんてあり得ないのでヒットするであろう範囲は絶対に同じ平滑さが要求されます。本体制作では可能な限りの精度で(1000分の1㎜はコントロール出来ます)削りますが、いざ表面処理となるとせっかくの精度が10分台にまで落ちてしまいます。これでも人間の目では全く判別できませんが、理論上ではどっちを向いてるかわかりません的な差があるわけです。もちろんメッキが悪いと言ってるのではないし、私もメッキの製品は作っています。並のメッキ品より相当マシな精度で作っています。でも究極の追求となるとなんですよね。前回黒のDLCを作ってからかなり間が開いてしまいましたが、施工してくれているコーティング会社の設備が更新されたのも有りましたが、この会社って大手の財閥の顧客が数社有ってなかなかこっちに順番が回ってこないと言うことや設備の更新に伴ってパターでは不都合な大きさになってしまったことが有ったりでその解決に時間を要しました。コーティング会社の協力でそれではパターに関しては専用バッチでやってあげましょうと言うことになり、いろいろ試してもらった結果、満足のいく物が出来ました。今回設定した膜厚は3ミクロン。このくらいが非常に綺麗な黒になります。DLC皮膜としては薄くはないですが(それでもその他の処理方法より薄い)重要なのはどこを測っても同じ厚みであることです。こういう薄さの物は超音波で計測しますが、見事に全く同じというのがすごい技術だと思います。色合いも漆塗りみたいな綺麗な黒です。コーティングのコストは従来より上がってしまいましたが技術革新のためにはやむを得ないことと思います。それでも本当にパターに漆塗りするとDLCよりも高い工賃がかかるので、同じような美しさを安く手に入れることができると考えたらお得かもしれません。
試作段階でわかったことですが色合いも少し違った物も出来ます。たとえば黒に少し干渉色が有る物とか。
いずれは紫とか今までに無い色を実現してみたいです。
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愛知のTさん、もう少しだけデーター収集に時間をください。
終わったらすぐ発送します。
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by KE_KGD | 2014-06-01 16:43 | putter | Comments(8)
去年の暮れから機械の修理ネタがほとんどでゴルフ関係には触れて来なかったのでそろそろゴルフ関係の話しを始めたいと思います。今年最初のパターはCPM01です。このパターはいくつかバージョンが有ります。01の後にKかRと付くのは外形を表しています。Kが外形が四角い物、Rが外形のトゥとヒールの角が大きくRが付いている方を表します。このパター、実を言うと最初に作ったのはかなり前で10年は昔だと思います。最初は全く売れなかったので暫くお蔵入りだったのですがキャメロンに似たようなパターが出たことで復活させてみると、よく売れるようになりました。キャメロンと比べると雰囲気は似てますが大きさや設計上の狙いは全く違うパターです。CPM01の設計思想はマレット型で有りながらアンサータイプのコントロールを狙った物です。普通のマレット型のパターはたいてい重心深度が深く低重心な物が多いのですが、CPMの場合はこれに反して見た目よりも重心はフェースよりでソールが薄く作ってあるのでどちらかと言うと高重心です。高重心と言っても重心がトップブレードに有ったりするわけは無いのでパターの真ん中辺りにあると思ってもらってよいと思います。重心深度が浅いことによる不安定さはパター自体の重量を重めに設定することで安定感を出しています。ネックの立ち位置もセンターネックタイプとヒールよりのタイプとがあり、特注なら好きな位置を設定することも可能です。パターの材料もいろいろ作りましたが、普通は鉄(SM490A)とSUS303です。どちらがどうと言うことはありませんがマテリアルによる差は好みの範囲ですね。特徴としてはネックが差し込み式になっていることです。キャメロンにもこの方式のネックは有りますね。一体で削っても良いのですが、そうしなかった理由はブレードにネックを生やすときに接合部に不自然なフィレットRを設けねばならずブレードがネック部の辺りで直線に見えないからです。画像はCPM-01Rです。
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次CPM-01Kです。
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フェースのツールマークも普通と荒いものとでは少し打感が変わります。
荒い方がソフトタッチに感じることが多い様ですが、フラットになるほどタッチを感じ取るのが容易な様です。まず普通のフェース。
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荒い方。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、フェースのツールマークのピッチが大きいです。
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CPM-01Kのヒールよりネック仕様です。画像はレフティ用です。
CPM-01に関してはバージョンが多いので、またの機会に他の物も紹介したいと思います。
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話しは変わりますが、最近私のオークションもちょっとマンネリで面白みに欠けているかなと思っています。短期間だけれどもB品とか完品でもいくつか安くスタートしてみようと思っています近々、出品しますのでこの機会に手にしてみてください。
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by KE_KGD | 2014-02-12 01:29 | putter | Comments(2)
前回の更新から2週間経ってしまいました。風邪をこじらせて体調が悪かったのですが、まるでジステンパーにかかった犬のような状態でした。たかが風邪なんですけど、ひつこくて医者に診てもらってもなかなかよくならず、先々週の週末辺りからずっと熱が高い状態で1週間くらい熱の高い状態が続きました。喉は痛いは咳は出るは鼻は鼻水よりも鼻血の状態でかなり体力も消耗しました。ですが昨日辺りからようやく声も出やすくなって熱も平熱になってきましたので治ってきたのだと感じています。それでもまだ風邪の症状はありますのでぶり返さないよう気を付けたいと思います。
今回のパターはKG00Hです。私の作っているパターのほとんどはロフトが4゜の設定の物が多いのですが、
このパターは3゜の設定です。見た目通りやや大柄なピン型で転がり4゜でも差し支えは無いですが、転がりが良すぎるのでロフトを加減することでやや控えめに、とは言っても他のと同じくらいですが良すぎるのを普通にしたって感じです。このパターのヘッド形状はかなり前から作っていましたが、KG00Hはネック形状がごく普通の形状に戻しています。こっちの方が素直な感じで構えやすいかと思っています。
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下の画像の分は削りっぱなしの仕上げ前の物です。ソールにスリットが入れてありますのでキャビティ部に溝が有るのがおわかりでしょうか?
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このパターの元々と言うか先に世に出していた分は

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by KE_KGD | 2013-12-08 23:08 | putter | Comments(5)
KG00Nです。KGの後に番号の物とアルファベットのものとがありますが、違いは番号の物は型番が決まるまでに他社ブランドで出していないものに付け他社ブランドで出した後に改良後、型番を付けたものとで分かれています。
KG00Nは〇-ジ〇ザ〇ンのGA00Aによく似てますね。似て手当たり前です。元は同じ物です。アルファベットの順はAから始まって、その時々順番に付けています。KG00Nだと14番目だということですね。当然AやBなども有りますが、現在は作っていないので在庫は有りません。新しい物を作るのに忙しいので古い物は暫くは作らないと思います。KG00Nの特徴はトゥヒールにかけて全長が短めで、ソールスクープ角やシャフトの進入角が無いのでソールをべったり付けるとシャフトは真っ直ぐ立ちます。真ん中に構える人に向いていると思います。人によってはフェースがかぶって見えることがありますがパターの場合、そもそもロフトが少ないのでそう言う傾向が有ります。かぶって見えたとしても、それがそのパターのスクエアであると言うことを把握して使うべきで、無理にあれこれやろうとするとたいていうまくいかなくなってしまいます。自分の使っているパターが構えた状態でフェースがどのような状態になっているかは実際には違うことも多いので、マメにチェックしておかなければなりませんね。
下のの画像はブラックボロン
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次はDLCブラックかなり黒いです。
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そしてDLC GALAXY
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ブラスト仕上げ
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by KE_KGD | 2013-11-04 17:55 | putter | Comments(2)
KG002です。KG002に関しては時々掲載していましたが、あらためて紹介します。
下の画像はKG002FSUS303ブラックボロンです。今週は台風の影響で天気が悪く室内での撮影となりました。
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フェースのミーリング痕についてはスタンダードな物はKP-2より粗めです。ショートパットとか中距離くらいまでがややシビアな感じを受けるので、打感の調節のために粗く設定しています。ロングパットには定評があり、入らないかと思うパットも入ってくれると評価を頂けることが多いモデルです。フェースのミーリング痕の粗さに関してはオーダーで受ける場合は好みに合わせています。
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ソールはこんな感じです。
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構えた感じではこんな感じです。KG001と同じでネックの付け根の窪みや、ネックの前方の腹が隠れるようにネックがやや傾斜しています。こうすることでパターがよりスクエアに見えます。
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下の画像はKG002Gです。ラインが無くてトップブレードにセンタードットが有るタイプです。
画像の物はSM490Aでブラックオキサイトいわゆるガンブルーです。艶が有って綺麗です。
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次はDLCブラック。以前に撮影した物ですが、とっても黒くて美しい艶が有ります。
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SUS303ブラスト仕上げのものです。値段もリーズナブルな価格に設定してある一番お求めやすい仕上げのモデルです。
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下の書類はミルシートと呼ばれるものです。鋼材の質を証明する書類です。これはSM490Aを証明した書類です。上記のパターはこの材料で作られています。
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by KE_KGD | 2013-10-25 23:12 | putter | Comments(2)
KG001です。形としてはいわゆるデールヘッドというタイプです。トゥヒールの全長がやや短めで
丸っこい印象のパターです。ロフトは4゜、ライ角71゜ソールスクープ角2゜です。ヘッド重量は345~365g位まで調節して作れます。このモデルは最初に作ってからはかなり経ったますのでその間にいろいろとマイナーチェンジしましたが最近の物がKG001として最終形態です。これ以上、形を変える場合は別モデルと言うことになります。画像のSUS303の黒はブラックボロン仕上げです。
同じ黒でSM490Aの刻印の有る方はブラックオキサイトでガンブルー仕上げのことです。シルバー地の物はSUS303のブラスト仕上げでコスト的には一番安価な物です。
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上からの画像です。ラインの有るのがKG001F、トップブレードにドットが有るのがKG001Gです。
撮影の時、寄り方を変えて近めに撮ったり、少し離して撮ったりしてみました。
近くで見るとでっぷりした印象ですが、少し離してみるとそうでもないコンパクトなヘッドという感じがします。このモデルはソールが船底です。
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by KE_KGD | 2013-09-16 16:20 | putter | Comments(3)
KP-3です。形はPING MYDAYです。このモデルはキャメロンだとラグーナと呼ばれているモデルですね。画像のパターはヘッド重量368g、ライ角72゜ロフトは4゜、ソールにはスクープ角2゜設けてあります。仕上げはブラックボロンです。ヘッド重量は345g位からでも作れますが、画像の物は重い物を作ってみました。シャフトを入れてみた感じでは、重いですけど、使えなくないなと感じたのは最近は重い物を多く作っているせいでしょうか。持った感じの安定感は重いせいもあるでしょうがかなり良い感じです。パターの性格としては元のPINGと同じように左に引っ掛けやすい人に向いてると思います。横から見るとかなりハイトゥなデザインです。トゥ側が浮いちゃうような感じに見えますが、ちゃんと真ん中でソールしてくれます。
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上から見た画像です。通常はブレードとネックは面位置の配置ですが、表面処理していない方の様に
オフセット配置した物も作ったことが有ります。この辺りは好みかと思います。
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このモデルはクワガタのマークはソールに入れています。画像の様な感じです。
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by KE_KGD | 2013-09-08 12:50 | putter | Comments(6)
KP-2です。これも作られた経緯はKP-1と同じような理由です。ニューポート2とよく似ていますね。だいたいこれを選んでくれる人はニューポート2を使っている人が多いです。ニューポート2だと軽いとかやはり細部の作りが粗っぽくて気に入らないとか、個体差が大きく自分の持っているのは他のと比べてイマイチとか理由はいろいろあるようですが形が似ていて安心して乗り換えられると言ったパターです。材質は主にSUS303と鉄ですが、時々他の銅合金で作ることも有ります。画像の物はSUS303、フィニッシュはサテン仕上げにブラックボロンメッキを施した物です。ブラックボロンはDLCに比べるとその黒さや質感でやや劣りますが、とりあえず黒なので実用上問題ないレベルの仕上がりだと思います。黒さの質感もテフロンブラックに比べると塗装では無いので金属質ですね。
下の画像はKP-2F、ロフト4゜ソールスクープ角2゜ライ角72゜ですが作るときにオーダーされた物に関しては重量を含め自由に設定できます。
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下の画像はKP-2Gです。ラインを無くしてトップブレードにセンタードットのタイプです。
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by KE_KGD | 2013-08-24 10:52 | putter | Comments(5)
カテゴリにputterを追加しました。こちらへは順次、当社製のパターを掲載していきたいと思っています。別作やその他のことは従来通りKITADA GOLFの方で載せようと思っていますがputterの方は定番で販売してある物を載せます。カタログなどございませんか?との問い合わせが多くなってきているので、まだカタログなど作っている余裕が無いのでカタログ代わりと言うことで始めようと思います。まずはKP-1から。このパターはキャメロンのNP-1に似ています。作った経緯がNP-1からの乗り換えで形は似ていて若干数値を変えると言う依頼が元だったので似ています。実は私はキャメロンとか他社製のパターはPING以外は持っていません。最初に依頼してきたお客さんが持っていた物を見せてもらって、コピーじゃ無くて、お任せするからあなたならこう作ると言ったパターを作って欲しいと言うことで生まれたパターです。画像の物のスペックは重量が346g、ライ角72゜ロフト5゜、シャフトの進入角2゜仕上げはガンブルー、フェースのミーリングの目はシングル、材質はSS400です。これ自体はずいぶん前に作った物ですので最近の物に比べたら軽いですが、5年前なら重い部類に入ってました。もちろんもっと重い物を作るのは可能です。もちろんCNCフルミーリングです。キャメロンと違う箇所はネックがややセンターよりに配置されている事、ロフトが1゜大きい事、ネックの差し込みに右から2゜斜めに入るようシャフト角が設けてある事、お客さんの持っているキャメロンではトップブレードに付いているRが研磨で不正確なのでCNCで数値制御で削っている事です。最初に作ってから15年は経っていると思いますが今でも時々作っています。SUSなど他の材種、ガンブルー以外の仕上げも有ります。画像はKP-1Gですが、FとGの違いはFがセンターライン、Gがセンタードットの違いで分けています。このモデルはフェースのミーリング目がシングルが標準ですが、ダブルのサークル目や鏡面仕上げなども別作として作ったことが有ります。
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by KE_KGD | 2013-08-15 11:56 | putter | Comments(3)