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KITADA GOLF DESIGN

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ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

カテゴリ:機械 工具( 27 )

今月に入ってマシニングがトラブりまくりです。1台BT40の機械は故障と言うよりは消耗って感じだったので仕方が無いです。ATCの駆動モーターとクラッチを交換してすぐに復帰しました。問題はBT50の4番の機械
です。Z軸が動かなくなったので色々調べてみるとZ軸サーボアンプがいかれて動かなくなっているようでした。テスターでもって回路を調べるとZ軸モーターのブレーキの信号を出す所から電気が流れてません。これが原因でZ軸のブレーキが効きっぱなしになっているので動かないようです。メーカーからサーボアンプを取り寄せ交換しました。画像の下のユニットで新しいのはカバーが着いてます。
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これを交換したらすぐに動きましたが、何やらVACのアラームが出ます。リセットすると取りあえず復帰するので作業再開。しばらく使っていたらプチンと言う音とともに画面が落ちちゃいました。再起動するも画面にはVACアラームCPU電源喪失と出ています。要するにCPU(コンピューターの演算装置、人間で言う脳みそですね)が壊れたって事のようです。こういうことは夏に多く発生します。私の工場もクーラー入れてますが機械自体、高熱を発するので冷却が追いつかなかったのでしょうか。部品が送られてきたので交換です。下の画像が壊れているVACユニットです。Assy交換になってしまいます。本来ならこういった高価な装置はリビルドするのですが使用している部品に生産中止となった物が有り、メーカーもやむなく新設計のユニットを作ったようです。
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古い方を取り外してみると裏側にはCPUファンがついています。パソコンなんかでもそうですが結構埃が付いてたりして汚れています。気になって手で回そうとすると固くて動きません。埃が固まってしまって回らなくなっていたようです。壊れた原因はこれかもしれません。たぶん冷却が十分でなかったためにCPUは自分の熱で死んだのでしょう。こんな所もたまには掃除しないと後でとんでもないことになるという教訓でした。
さて、新しいユニットに交換です。新設計なのは良いのですが、電源やら何やらのコードの取り付けが前のと違ってて逆になっています。線が届かねーよと思いつつ引き直して取り付け完了、スイッチオンでめでたく再起動完了です。下の画像は新しVACユニットです。
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おかげでものすごく仕事が遅れてしまったので早朝から夜遅くまで頑張っています。最近はメールや電話での問い合わせも多くなりました。メールは1日に返信出来る数が限られていますので遅れがちですが必ず返信はしますのでお急ぎの方は再送信してください。電話での問い合わせは作業中や工場も1人でやってる割には敷地だけは広いので端の方にいたりすると間に合わず切れちゃうこともあります。ひつこく何度かかけてもらったらでれると思いますので直接電話でのお問い合わせの場合はお手数ですが何度か掛けてみてください。来社に関しては予め日にちと時間を予約いただければ土日祭日でもOKです。直接尋ねてこられる方も増えましたね。姫路に来られたら是非ついでにお城も見ていってください。
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by KE_KGD | 2015-07-23 19:15 | 機械 工具 | Comments(4)
またまた加工ネタです。今回は特殊なエンドミルを自分で研いで作りました。フェース面にベティナルディのパターの様な模様を入れる予定です。上からスタンプする様に切削して交差させながらサークル模様が残る様にしていけば同じ模様が得られますが、単純に物真似する気は毛頭無く、得られた模様のパターンや形などいろいろ試してみようと思っています。エンドミルを旋盤で回しながらセンターを小径のエンドミルでゆっくりと切削して中心に穴を開けていきます。削られているエンドミルはコバルトハイス製のエンドミル、これでも高炭素鋼のS50Cでも普通に削れます。それに穴を開けているのは超硬合金タングステンカーバイトです。このように条件を合わせれば超硬だったらハイス鋼でも削ることが出来ます。
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次は切削する部分を研ぎます。砥石はハイス鋼だったらCBN、超硬だったらダイヤで研ぎます。
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これ使ったらどんな模様になるかは後のお楽しみです。
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by KE_KGD | 2015-06-02 19:30 | 機械 工具 | Comments(0)
マシンソーって機械です。知り合いの鉄工所が廃業するときにもらってきたのですが持って帰ってきた時はモーターが壊れていて動きませんでした。古い機械ですのでお金をかけるのはもったいないと思ったのでヤフオクで同じモーターを探しました。¥1,000であったので買って取り替えました。取り替えたら何の問題もなく動き出しました。しかし切削油がなかなか上がってきません。タンクに穴が開いているようで入れても溜まりません。仕方がないので外にバケツを置いてバケツに油を入れそこからくみ上げて使うことにしました。油と言っても水性なのでベタベタにはなりません。ノコギリの刃に切削油をかけることができるようになりました。実際に材料を切ってみます。レトロな機械ですがその能力はかなりのもので勢いよく材料を切断していきます。最初は貰ってきたときに付いていた国産の刃を使いましたがすぐに切れなくなってしまいました。刃を買い足すときにこういう物はきっとスエーデン製の方が長持ちするだろうと思ったのでバーコの物を買いました。さすがスエーデン鋼、非常によく切れて耐久性も遙かに高いです。同じ材料の切断で国産(有名メーカーです)だと10個位しか切断できないところを200個以上切断できました。どちらの刃も材料表記はHssです。同じ材種の刃ということです。冶金学のレベルの差なのか焼き入れ技術の差なのか元々の鉄鉱石の質の差なのかはわかりませんが結果は歴然としています。このことはノコギリの刃だけでは無くてドリルとかエンドミルもそうですし、車の部品でもショックアブソーバーのバネはレースではスエーデン鋼のバネが多く使われていて、どこの国のバネもスエーデン製のバネの品質や性能には遠く及ばない状態です。何が違うんでしょうね。元々の鉱石の品質に差があることは想像に難くないことですが、それだけでは無いと思います。たとえばSANDVIK社はスエーデンのサンドビゲンという所にありますが元々は国営の製鉄所で日本の新日鐵みたいな会社です。私がいつもお世話になっている工具屋さんがサンドピックの工具をたくさん売ったことで表彰したいと招待されたので何度かサンドピック社へ行ったことがありますがそのときにサンドピックの工場見学をして驚いたのは製鉄現場でも塵一つ落ちて無くて非常に清潔にされていたことでした。たぶん日本のオフィスより綺麗で床に寝ころんだとしても服が全く汚れないレベルだそうです。私も学生の時に姫路の製鉄所を見学したことがありますが服は汚れました。このように品質管理以外の部分での管理や清掃といった部分での差が大きいのでしょうね。私の所も見習わなければなりませんが、そんな大会社ではないのでお金に余裕がありませんからできる範囲で掃除をすることを心がけたいといつも思っています。画像はSUS303を切っているところです。サクサク切れます。下の娘がこの機械で材料を切断するのを見るのがなぜか楽しいらしく切っているところを眺めています。切れると自動停止するのですが、切れたよーと知らせに来てくれます。単純な動きの機械ですが動いているところを見るのはなぜか楽しい機械です。
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by KE_KGD | 2014-11-16 11:36 | 機械 工具 | Comments(4)
中古ですがバレル研磨機を買いました。この機械は4つポットが付けられるようになっています。数の少ない研磨とか試作で1個だけ回したい時に便利かなと思っています。元々はゴルフのヘッド用では無いので取り付けるポットは特別に作らねばなりません。ゴルフのヘッドに合うように自分で作ろうと思います。とりあえず試運転で1つ研磨してみたところきちんと研磨できてましたので役に立ちそうです。
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by KE_KGD | 2014-04-03 14:04 | 機械 工具 | Comments(0)
先月の初め頃からNCが不調で時々アラームが出てしまいます。最初はとんでもない箇所でストロークエンドオーバーしてしまうのでリミットスイッチを交換してみましたが良くなりません。そうこうしているうちに先週は画面が落ちてしまったり、勝手に再起動や非常停止が入ったりしだしました。こうなるとまともに仕事が出来ないのでメーカーとやりとりしながら原因を探るのですが、なかなかわかりません。最初は制御装置内の基盤を疑いましたが回路のダイオードは正常を示す緑の点灯ばかりで見た目は異常なしです。下の画像が制御装置内です。
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CPUにつながるユニットを試しに交換してみましたが症状は改善しないので関係ないみたいです。メーカーと相談しながら原因を探るのだけれど見当がつかないので、私がスイッチとかの接触不良ではないかと言ったところそれがヒントになってどうやら操作盤が怪しいとなり、調べることになりました。切りスイッチのボディに亀裂が見つかったのでこれが原因かもと思い交換してみました。
画像の赤丸で囲んでいるところです。
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この機械、通信用配線は光ファイバーを使っているので折らないように気を遣います。交換してみましたが直って無くてこれも違うようです。いろいろ考えてみた結果、パソコンの電源装置が不安定な時に症状が似ていいるので確証は有りませんでしたが電源装置を交換してみました。画像で写っている金網の箇所が電源装置です。どうやらこいつだったみたいで今のところ安定して動いています。おかげで予定がまたまた大きく遅れてしまったので休日も返上です。
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by KE_KGD | 2014-03-30 14:47 | 機械 工具 | Comments(2)
マシニングセンタのスピンドルオーバーホールが完了です。やっと使えると思うと少し気が楽になりました。心配していた近接スイッチの調整やエンコーダー(回転数を関知するセンサー)の調整も1発で決まりました。早速、慣らし運転をして今日は負荷の少ない作業で様子を見ました。大丈夫な様です。もうすぐJGFなのですが出品物を作ることができなかったので今回は3点ほど在庫品の中から出品予定です。予定では砲金製パターとDLC GALAXYの物を展示する予定です。本当は全くのニューモデルも予定していたのですがこの機械が使えなかったので製作する余裕がありませんでした。ニューモデルは完成したらブログに掲載してお披露目したいと思います。この機械が使えなかったので仕事もかなり溜まってしまっています。気合いを入れて頑張ります。
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SUS303の材料を削っているところです。スピンドルが新品なのでいつもよりゆっくりと削っています。
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by KE_KGD | 2014-02-06 22:52 | 機械 工具 | Comments(3)
前回の続きですが、スピンドルのリビルドが終わって戻ってきました。戻ってきたと言っても、姫路から岐阜県可児市のオークマの工場まで軽トラに乗って取りに行ってきました。実は送るのも急ぎで修理して欲しかったので持って行きました。1回行っていれば道はわかるので引き取りは最初に持って行ったときより早くて3時間で着きました。すぐに積み込んで姫路へとんぼ返りして早速組み付けしました。なかなか物が重たいので慎重につり上げて機械に搭載しました。載せるだけで1日かかりました。乱暴にやると傷つく可能性もあるし、何より危ないのでそろりとしか作業できません。何とか油圧装置までくみ終わりました。後は配線や配管を取り付けて近接スイッチなどセンサー類を微調整し終わったら動かす事が出来ると思います。とは言ってもこの微調整ってやつがこの機械、すごくシビアなんでもう少しかかりそうです。
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これは油圧装置、これでもってミーリングチャックを主軸テーパーに引っ張り上げて取り付けています。ATC(オートツールチェンジ)でもって工具交換をするときはこいつが作動してミーリングチャックを離したり掴んだりするわけです。
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主軸テーパー部です。この部分は主軸のベアリングと一緒に新しい部品に交換されています。
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この機械が直れば溜まっている仕事も捌けると思います。
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by KE_KGD | 2014-02-02 20:41 | 機械 工具 | Comments(2)
去年の暮れに故障したマシニングのスピンドルのオーバーホールをするために分解しています。下の画像はスピンドルの最上部のボルトをはずしたところです。
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この機械、やたらと配管や、センサー類が多く、止めてあるボルトも狭くてはずしにくい所にたくさん付いています。普通の工具では届かなかったり、太くて干渉してボルトに入らなかったりするのでフライスや旋盤、溶接機などで特殊工具を作りながらはずしました。
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下の画像ははずした油圧装置、一番右の部品が重くて20kg以上有って抜くのに一苦労しました。
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その油圧装置を抜いた後は軸が見えています。
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そのはずした後を上から見たところです。皿バネの装置が見えています。これも取り外さなくてはなりません。
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今日の所は時間切れで、少々くたびれましたので明日以降がんばります。
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by KE_KGD | 2014-01-08 21:30 | 機械 工具 | Comments(0)
弱り目に祟り目で体調が悪く、何とか良くなりかけたと思ったらマシニングセンタが1台故障してしまいました。今回はダメージが大きく、スピンドルのベアリングのようです。修理もおおごとで機械をバラバラに分解しなくてはなりません。スピンドルは自動車で言えばクランクシャフトみたいな物でそれのオーバーホールとなるとやはりエンジンを降ろして分解整備することになります。それと同じで画像に写っている部分をバラバラにして機械から降ろさねばなりません。交換の費用もかなりいりますがそれよりもメーカーに送ってリビルドしてもらうのに日にちがかなりかかります。1月以上使えないとなると仕事の段取りがかなり狂いますし、仕事をこなすのも他の機械で何とかしなくてはなりません。年末なので機械のメーカーに頼んでも今年中に分解するのはスケジュール的に無理っぽいので、待ってられないので自分でマシニングの主軸交換にチャレンジしてみようと思っています。物が重いという以外は、DOHCの4バルブエンジンに比べれば構造は簡単なので何とかなるでしょう。実は先月、コンプレッサーが1台故障して修理しました。コンプレッサーの故障はたいてい圧力スイッチかマグネットスイッチ、サーマルスイッチといった電気関係が多いのですが、モーターは回りますが何やら全く圧力が上がりません。ピストンに穴でも開いたかと思ってシリンダーヘッドをめくってみるとプーリーをクランキングしてみてもピストンが見あたりません。アレレ!?何故だと思ってシリンダーをのぞき込んでみるとコンロッドが大端部で粉々になってクランクケースの中にピストンが落っこちていました。このような状態では絶対に空圧は上がりませんので、コンプレッサーを分解してピストンとコンロッドを交換することにしました。
構造は簡単なので部品さえあればすぐに直せます。今は修理完了して元気に動いていますが、コンプレッサーのコンロッドってアルミのダイカストで出来てるんですね。50CCの原付のコンロッドでも鉄の鍛造で出来てるのにアルミダイカストで大丈夫なんだろうかと不安です。だから壊れるのかもしれません。クランクはかなり頑丈な鉄の鍛造で作られていましたからコンロッドも普通に鉄の鍛造じゃダメなんでしょうかね。この辺の事情はよくわかりません。大きいか小さいかでマシニングもコンプレッサーも大差ないだろうと楽観視している私です。
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話は変わりますが先日、まあく君からお歳暮いただきました。
そんなに気を遣わなくても良いのにとは思いましたがいただけると嬉しいものですね。
京都のお菓子です。美味しくいただきました。
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本人はと言うと全日本中学選手権の関西地区予選に行ってまして、結果は地区予選クリアです。予選はまず通ることが肝心です。またひとつ目標をクリアです。次は全国大会です。調子は悪くないようですので体調に気を付けて頑張ってもらいたいです。
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by KE_KGD | 2013-12-22 00:38 | 機械 工具 | Comments(2)
ライン加工です。難しい作業ではありませんが、パターの取り付けには注意を払って据え付けねば入れたい箇所に正確に入れることはできません。加工に使う機械はフライス盤です。画像の機械を使いますがこのタイプはラム型とかタレットヘッド、治具ボーラーとかいろいろ呼び名が有りますが便利なのはヘッドを任意の角度に傾けることができることと、クイルと言って主軸部分を基部から伸ばすことが可能です。まるでエイリアンの口みたいに出し入れできます。ベッド側も上下させることができるので高さ調整も簡単な機械です。この手の機械は金型を作っている所ではよく見かける機械ですが、いろいろアタッチメントを使えばかなり複雑な箇所の加工も可能な機械です。画像のようにヘッドを傾けスピンドルを寝かすことによって加工物との刃物のシャンク部(掴みしろの軸の部分)の干渉をよけながら刃物の先端で削りながらラインを入れていきます。真上からの加工ではキャビティ内やぎりぎりまで寄せてのライン入れはシャンク部が干渉して無理なのですが、傾けてやれば当たらないので奥までラインを入れられます。
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この機械を使わなくてもマシニングでも2軸以上の制御であればパター側を傾けてラインを入れることも可能ですがラインは数値制御でなくてもこのような機械が有れば入れられます。
この機械はスピンドルを傾けられるので斜め穴、ライ角の違う穴を開けたりするのにも使うことがあります。
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by KE_KGD | 2013-11-14 10:59 | 機械 工具 | Comments(4)