ブログトップ

KITADA GOLF DESIGN

kitadagolf.exblog.jp

ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

カテゴリ:KITADA GOLF ( 80 )

ずいぶんと間が開いてしまいました。とても忙しくてなかなかブログも更新出来ませんでした。今回は久しぶりに加工ネタです。ライン入れの注文をいただいてたのですが、今年はよく機械が故障し、この作業もやろうとしたら部品待ちで相当な期間この機械を使うことが出来ませんでした。やっと先週部品を入手して早速作業しました。K・Tさんずいぶん待たせてごめんなさい。アッセンブルができ次第、送ります。綺麗にラインを入れる事が出来てほっとしています。このKP-3の様な形状のパターってバイスで真っ直ぐはさむのが難しい形状をしているので
a0296812_19415512.jpg
パターがずれない様に固定するのが難しかったですね。
a0296812_19422381.jpg
a0296812_19423582.jpg

[PR]
by KE_KGD | 2015-09-09 19:43 | KITADA GOLF | Comments(2)
画像の実用新案はずいぶん前に取得したものですが、他にも特許とか出願しています。これはパターのネック形状について出願したのですがあっさりと取れてしまいました。これでどうこうしようと思っていたわけではないので製品としてはほんの少しだけ作りました。今後は作る予定は今のところありません。私の場合、思いついたことや研究結果について他からクレームがついたり真似だと思われるのがシャクなので法的に保護してもらう目的で出願しています。これ自体で取得したからと言って儲かったりはしなかったし、売りもしなかったので金銭的にはあまり意味をなしませんでしたが、機械を購入するときに融資を受ける大義名分としてはこのような公的な権利と言うのは非常に有効で他に色々書かなくても理由はこれの活用だけで融資を受けて機械を購入出来たことはラッキーでしたね。特許って取れなくても出願しておけばその件に関しては最初に出願した人にしか再度出願して受けてもらうことが出来なくなるので取れなくても他からのクレーム防止にはなります。特許の審査って文章の理屈が通っていて同じ物が無ければ取れます。世の中に今まで存在しなかったものであっても文章の理屈が審査する人に通じなければ通りません。実現不可能なものであっても文章の理屈が通っていれば取得できます。ですからなかなか1回で通すのは難しくて通常は取得出来たとしても何度も書き直して再出願することになります。お金と暇がかかることですが取得すると達成感があるのでこれはこれで良いと思います。
a0296812_92666.jpg

これが現物のパターです。
a0296812_923687.jpg

[PR]
by KE_KGD | 2015-06-17 09:04 | KITADA GOLF | Comments(4)
ドライバーのスリーブを止めているネジを変えてみました。材種はチタン6AL4V(通称ロクアルミヨンバナ)を使用しました。SUSのボルトの重量が3gでしたがチタンは1gですので-2gにです。打ってみた感じはというとわずかな重量ではありますが効果は実感できます。私ごときが打って本当かなと思われるかもしれませんがノーマルだと左右に散っていた球も前に飛ぶ様になりましたので重心位置が変わったのだと思われます。ドライバーはパターと違って振るスピードが速いので慣性も大きく働くのでしょうね。チタンボルトを使うことで心配していたことは折れないかなと言うことで、どのくらい使うと何㎜伸びるか計測してみました。最初使う前は12.773㎜でした。20球打ってからもう一度計ってみると12.98㎜でした。0.207㎜伸びていました。見た目は何ともなく伸びた様には見えませんがマイクロメーターで測っているので実測値です。初期伸びとも考えられますのでしばらく実験を続けて様子を見たいと思います。
a0296812_2115547.jpg
a0296812_21151735.jpg

この実験を行うために練習ネットを買いました。工場の中は広いのでもっと大きなやつを買おうかなと考えましたが邪魔になったとき片付けるのが面倒なので下の画像の物にしました。ドライバーを振るのも20年以上振っていませんでしたし、実はチタンのドライバーを使うのはこれが初めてです。前に使っていたのはパーシモンでした。運動不足なので良い運動になっています。
a0296812_2121311.jpg

[PR]
by KE_KGD | 2015-06-08 21:23 | KITADA GOLF | Comments(3)
今回は銅の黒染めです。ウエッジに銅メッキを施した物をアンティークな外観にするために黒くします。画像にある様に液の中へ漬けておくと徐々に黒くなっていきます。時間とともに黒くなっていきます。この後は軟らかいナイロンブラシとかスコッチブライトなどで表面を軽く磨くと黒いところが少し剥げて焦がしたような感じになります。今回はウエッジでしたがパターでももちろん出来ます。真鍮とか砲金でも出来ますのでいずれ掲載したいと思います。
a0296812_16515265.jpg
a0296812_1652054.jpg

[PR]
by KE_KGD | 2015-05-25 16:52 | KITADA GOLF | Comments(4)
久々の加工ネタです。前にも1度載せたことがありましたが今回のはクライアントの要望でかなり荒めに入れています。私の場合はフェースへのツールマークは遠心バレルで研磨した後に入れています。1枚目の画像はわかりやすいように削る前に青ニスをフェース面に塗っておきました。約0.05㎜フェースをカッターで削って見ると削れずに残っている箇所が有ります。この部分は遠心バレルで表面が磨かれ削れてしまっていることを示しています。大昔のパターなんかはこの時点で加工は終わりなのでフェース面はねじれているような状態であるといえます。これでは正確パッティングは望めません。2枚目の画像はもう少しだけ0.03㎜ほど削ってみた後です。ほぼ全面鏡面に削れていますがトゥの先端あたりがまだ残っています。このくらいだったら後0.01㎜ほど追い込めば全面削れます。完全に鏡面に削れた後に1枚バイトのカッターを使ってツール目を入れます。早く送ればピッチが荒くなって表面に付くツールマークは荒くなります。荒さの加減はカッターの切り込みを大きくすればよいのですが切り込み量は0.1㎜~0.2㎜程度までなので荒くしようと思ったら送りピッチを大きくする方が荒くなります。画像のパターはKG00Gです。トップブレードの反り具合にあわせてツール目を入れました。格好良いでしょ。このパターは海を渡ってアメリカ行きです。
a0296812_23161198.jpg
a0296812_23181761.jpg
a0296812_2319936.jpg

[PR]
by KE_KGD | 2015-04-19 23:21 | KITADA GOLF | Comments(5)
タイトルはプロトタイプアンサーとしていますが、本当にまだプロトタイプで何カ所かは煮詰めなくてはならない箇所が有ります。JGFの時は時間が無くて削りっぱなしを手を切らない様にサンドペーパーかけただけでしたが持って帰ってきて遠心バレルに入れて研磨しました。その外観はオールドアンサー(スコッツデール)にほぼそっくりです。大きさ的には0.5%大きくキャビティ部をオリジナルよりも4mm浅くし、ブレード厚も1mm増しています。材料の比重の差が大きいのとオリジナルでは打点の辺りの厚みが薄く鉄で作ると音やインパクトの衝撃が大きく出てしまって打感が良くないので、その辺りは今までの経験で十分厚みを持たせています。ロフトやライ角などの数値もオリジナルとは異なりますがその説明は次回以降にしたいと思います。
a0296812_17575289.jpg

a0296812_17584712.jpg
a0296812_17591344.jpg
a0296812_17594714.jpg
a0296812_17595618.jpg
a0296812_180318.jpg

オリジナルとの2ショット、オリジナルもバレル仕上げなのでこの段階では外観の雰囲気もそっくりです。
a0296812_1804322.jpg
a0296812_180527.jpg
a0296812_181898.jpg
a0296812_181179.jpg

仕上げはどんな風にしようか思案中です。
するかどうか決めてはいませんが銅メッキの焦がし仕上げなんて似合うかもと思っています。
[PR]
by KE_KGD | 2015-02-21 18:07 | KITADA GOLF | Comments(5)
ただ今、試作中のヘッドカバーです。使っている革はコードバンです。コードバンは他の革に比べて頑丈で耐久性があるのが優位な点です。普通の革だと銀面と床面の2層構造です。表側になる銀面は非常に薄くてそれ故に破れやすく、また寿命も短いのですがコードバンはそれ全体がコラーゲンを主体とした1つの塊なので経年による劣化が余りありません。むしろ経年劣化によって味が出てくる物も有ります。今制作中の物の表面に有るつぶつぶは漆です。革の表面に漆を塗っています。革の様な変形する材料に単純に漆を塗ると割れてしまってすぐに剥離してしまうので表面張力を分散させるために凹凸を付けることで割れや剥離を防いでいます。この革、従来のヘッドカバーの素材に比べると、とても固いです。ヘッドカバーの様な大きさや形状の物に使おうとすると頑丈さゆえに成形がしにくくなかなか思う様な形になってくれませんでしたが試作を繰り返すうちに裁断の仕方とか縫い方とかいろいろ試してみてようやくヘッドが入れられるところまでこぎ着けました。まだまだ改良しなくては実際に使用するにはいまいち使いにくい部分とかも何カ所も有ります。それも作ってみて気づいた部分と言うのが多く、軟らかい革だったら、ヘッドを入れて閉じるところもファスナーでも良いし、マジクックテープとか磁石で閉じるとか、今まで通りのやり方で問題無いのですが、この漆塗りのコードバンが固くて頑丈なせいで単純に今まで通りの閉じ方で作ってみてもいまいちうまく閉まらないのでとりあえずはボタン止めしていますがこの部分は作り方を変えようと思っています。素材が違うとなかなか思った様にはいきませんが作る楽しさとか、できあがったときは今までに無い物が出来そうで期待感が沸いてきます。作ってみて気づいたことはヘッドの防護という意味では完璧で有ろうと思われる、そして拭くと非常に良い艶が出るのでヘッドカバーと言えど手入れが楽しいと言うことです。まだ、内側については素材を検討中ですが、ここまで革にこだわったので内張も革でと考えています。これについては強くて完全防水、そして軟らかいと言う革が有りますので外側が完成したら内側には使いたいと思います。底は色違いにしていますが文字とかマークとかが入れられる様にタン色のヌメ革にしました。縫製はすべて手縫いです。次の改良品が楽しみです。

a0296812_11404114.jpg

a0296812_11395628.jpg
a0296812_1140393.jpg

[PR]
by KE_KGD | 2015-02-10 11:46 | KITADA GOLF | Comments(2)
ただ今、プログラムを作って形状をチェックしているところです。元のパターが何かは画像を見ていただいたらおわかりになると思います。オリジナルには2種類あるようですがRocker Soleの方です。Rocker Sole方が私好みであると言うのもありますがFlat Soleより作るに当たっては難度が高いのも理由です。難しい方作る方が作りがいがあると思うので。かれこれ5年越しでやってる作業でいくつボツを作ったか覚えていません。モチーフにした元のパターのイメージはほぼ再現できたと思います。ワックスでモデリングしてみたところ数カ所良くない箇所がありましたが簡単に直せる箇所なので形状はOKだと思います。ただ、このままだと鉄やステンレスで作った場合に重量が足りない事が体積計算から判明したのでどこをどの程度重量を持たせるかが難しい問題です。完成まではもう少し、いやひょっとしてもう1年かかるかもしれませんがやり遂げようと思っています。何人かの方には作る作ると言って何も見せてないのでひょっとして何もしてないのでは?と思われていたかもしれませんが現段階でここまで進んでます。
a0296812_17165223.jpg
a0296812_1717698.jpg

今回は秘密ですがソールにもオリジナルと同様の工夫がしてあります。
[PR]
by KE_KGD | 2015-01-26 17:20 | KITADA GOLF | Comments(2)
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。なんだか気がついたら年が明けていました。2015年はやりたいことがたくさんあります。一年の計は元旦に有りと申しますので計画はしっかり練りたいと思います。
a0296812_23405275.jpg

下の画像の西京漬けは去年の暮れにまあく君が送ってきてくれたものですが私は忙しくて食べている暇が無かったので今日いただきました。西京漬けは余り好きではないのですが食べてみて考えが変わりましたね。すごくおいしいです。スーパーなんかに売っている物とは味が違います。これならいくらでも食べられます。その、まあく君ですが去年の年末にパターの調整に来ました。去年はマンデートーナメントもすべては無理でしたがいくつかは通過したし11月にあったタイでの世界Jr.では3位と健闘したようです。10ヶ国くらいの選手が参加していたそうですが彼も日本の中学生としては大きい方ですが他国の選手はもっと大きいそうでJr.でも世界戦ともなるとレベルが高くなかなか苦労したようです。使用されたコースのグリーンがものすごく重く、ぶっつけ本番でだったので1メートル以内のパットを8回も外してしまったことが悔やまれると言っていました。それがいつも通りだったら勝てたかもしれません。いつもの感じで打つと半分ぐらいで止まってしまうほどグリーンが重かったのに気づくのと慣れるのに時間を食ってしまったことがよくなかったことですが、よかったことはショットはものすごく切れていたのでホールインワンがあったことです。冗談半分で狙ったのかいと聞いてみましたが、照れながらハイと言ってるのでこの子は大物になるかもしれませんね。大物と言えばご両親は余り背が高くないのにどんどん成長して、この前に来たときより大きくなっていたのでまた背が伸びたんじゃないのと聞くと2㎝伸びたとのこと。誰か先祖に背の高い人がいるのか尋ねるとおじいちゃんが185㎝あるそうで隔世遺伝で大きくなっているようです。将来外人選手と渡り合おうと思ったらやっぱり背丈は高い方が有利なので今は筋肉を付けるより背を伸ばす様に心がけてトレーニングに励むよう助言しました。2015はレギュラーツアーで常に予選通過が目標との事で頑張ってもらいたいと思います。
a0296812_23414875.jpg

a0296812_23433349.jpg

[PR]
by KE_KGD | 2015-01-01 23:55 | KITADA GOLF | Comments(0)
とうとう31日大晦日になってしまいました。今年一年振り返ってみるといろいろありました。思ったことの100/1もできなかったし、できあがったのは山の様なバックオーダーでした。寝る時間もかなり削ってのですがほんの少しの事で作り直したりしているとこの有様ですが決して手を抜くのだけはやらないでおこうと誓っています。お待ちいただいている方々には大変申し訳なく思っております。来年こそはとスタートから頑張ろうと思っていますので来年もよろしくお願いいたします。さて、今年最後の更新となりますが、シャフトの穴径については私の場合はH7交差で仕上げる様にしています。0~+0.012までの範囲内で仕上げていますよとのことですが、そのままではシャフトが入らない事もよくあります。なぜかと言いますとシャフトのチップ径もカタログ値通りになってないことも普通で画像は某有名シャフトメーカーの物ですが9.02㎜とカタログでは記載されていてもマイクロメーターで測ると外径はオーバーしています。マイクロメーターはノギスと違って非常に正確に測れる測定器なので実測値です。測定箇所をシャフトを回して変えて測ってみると違う数値になります。これは真ん丸に見えても外形は楕円であることを示しています。9.4㎜のシャフトも同じでやや大きくできあがっています。今回測ったシャフトは大きめでしたが緩く入る物もあるので±0.2㎜くらいあると思われます。この程度の誤差であればアッセンブルの際にシャフトを削るなり、緩い場合はボンドに混ぜ物をするなりして対応することになりますので、入らないからと言ってソケット部の穴を拡大しようなどと考えないようにしていただきたいです。それは最後の手段の方法です。
a0296812_12293445.jpg
a0296812_12294323.jpg

a0296812_12295940.jpg

9.4㎜のシャフトです。
a0296812_12304753.jpg

a0296812_1231262.jpg
a0296812_12312382.jpg

[PR]
by KE_KGD | 2014-12-31 12:31 | KITADA GOLF | Comments(2)