KG002F DLC
グリップの試作も続けています。下ゴムの形状を見直しています。まあく君に使用させてみたところ
革の感触は最高に良く、雨や汗など水分がついてしまったときにも感触が悪くなるどころが逆に良くなってくるとの評価をしてくれましたが、右手の握り具合が形が角張っていて握りづらいと言うので形状を見直しているところです。彼はどちらかと言うと大きな手をしている割に細くしっかりと握れる形状を好むので形を削って角を落とした物を用意しています。実際に市販品になったときはグリップの下ゴムの全長も少し長いので1.5~2cm程度短くする予定です。下ゴムの前後の形状も見直し、革の上から被さる様に改良する予定です。このグリップはしっかりと試作を繰り返し完全な物にしてから出したいと思っています。
さて、その西脇まあく君ですが、ただ今カリフォルニア州サンディエゴのトーリー・パインというコースでIMGA世界ジュニアゴルフ選手権に15~17歳の部で出場しています。初日は15位で日本人では最高位、トップとは3打差なのでまだまだ上位を狙える位置です。彼は先日の選考会でも優勝して9月にもフロリダでのIMGゴルフツアーにも出場権を得ています。使っているパターはKG002Fです。今、とても良く入っていると気に入ってくれています。次のフロリダではさらにバージョンアップしたパターを使わせる予定です。以下、初日の結果です。
【1位】ピチャイクール(タイ)ほか5人=70
【15位】西脇まあく(大阪・興国高2年)=73
【112位】河本力(愛媛・松山聖陵高2年)=79
【147位】大澤優(新潟・開志国際高2年)=81
【165位】五十嵐瑠亜(新潟・開志国際高2年)=82
彼には全く初めてのコースですが、私の知人のアメリカ人などの協力で得た情報でコースの事は事前に調べておくことが出来ていたのでそれほど手こずらずに初日発進出来たようです。ここは情報によるとターフが軟らかくて沈んでしまうらしく、力の必要なコースとのことです。タイ人が首位発進ですがタイなどでは転がらないグリーンのコースが多いので彼らには合っていたのかもしれません。まあく君もその辺りの練習は積んで行っていますので、パットでの巻き返しを期待しています。
そして皆さんにお知らせがあります。7月21日発売の月刊ゴルフダイジェストのプレゼント企画に協賛しています。KG002F DLC GALAXY と試作中のグリップを付けた物が賞品として1つ出ます。皆さん本を購入してどしどし応募してください。