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KITADA GOLF DESIGN

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ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

フェースミーリング

久々の加工ネタです。前にも1度載せたことがありましたが今回のはクライアントの要望でかなり荒めに入れています。私の場合はフェースへのツールマークは遠心バレルで研磨した後に入れています。1枚目の画像はわかりやすいように削る前に青ニスをフェース面に塗っておきました。約0.05㎜フェースをカッターで削って見ると削れずに残っている箇所が有ります。この部分は遠心バレルで表面が磨かれ削れてしまっていることを示しています。大昔のパターなんかはこの時点で加工は終わりなのでフェース面はねじれているような状態であるといえます。これでは正確パッティングは望めません。2枚目の画像はもう少しだけ0.03㎜ほど削ってみた後です。ほぼ全面鏡面に削れていますがトゥの先端あたりがまだ残っています。このくらいだったら後0.01㎜ほど追い込めば全面削れます。完全に鏡面に削れた後に1枚バイトのカッターを使ってツール目を入れます。早く送ればピッチが荒くなって表面に付くツールマークは荒くなります。荒さの加減はカッターの切り込みを大きくすればよいのですが切り込み量は0.1㎜~0.2㎜程度までなので荒くしようと思ったら送りピッチを大きくする方が荒くなります。画像のパターはKG00Gです。トップブレードの反り具合にあわせてツール目を入れました。格好良いでしょ。このパターは海を渡ってアメリカ行きです。
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by KE_KGD | 2015-04-19 23:21 | KITADA GOLF | Comments(5)
Commented at 2015-04-20 09:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by taoten at 2015-04-21 10:56 x
最初の画像で、この工程を省くととんでもないパターヘッドができてしまうんだと再確認しました。(世の中に出回っているパターではあるんだろうな。。。?!)

ミーリングの深さは使用するボールの硬い、柔らかいと言う打感によってチョイスできるから選べるのはいいことです。

Commented by KE_KGD at 2015-04-22 20:07
岩崎さん、大変お待たせして申し訳ありません。ちょっと施す加工に思うところがあってやろうと思っているのですが慎重にしなくてはならない部分があってじっくりと腰を据えてと思っていたらなかなか腰を据えてにならない今日この頃の状態です。気長にと行ってもらえると助かる反面、絶対に変なことは出来ないなと思っています。taotenさん、加工の順番も考えていかないと能率だけ考えて加工順を設定するとはかどるのですが決して良い物にはなりません。フェース面は完全に平が望ましいのは言うまでもありません。taotenのブログを拝見しました。ずっと前から私が言ってますがボールの硬さってすごい影響のあることで使用するクラブの全てに影響大です。とくにパターは。
Commented by taoten at 2015-04-24 21:06 x
まさに昨日の出来事。。。。

昨日のラインウンドは久し振りにPROV1Xを使用しました。
ドライバーは球離れが早く右に出ることが多く、パッティングは硬い打音で一瞬「打ちすぎ!」と思ったらショート。。。。なんてことが数回ありボールの打感(打音)は感覚的な部分に大きく影響することを改めて体感しました。
柔らかい打感は安心感がありイップス症状が出にくいかもしれません。
Commented by KE_KGD at 2015-04-25 21:29
taoten さん、ボールによって打感が違うのは当たり前と言えば当たり前なのですが、ゴルファーはついついそのことは忘れてしまってクラブのヘッドの方にのみ打感を求めがちな傾向が有ります。使用するボールやコースの特性もセットで考えていかないと試打とは違ってうまくいかないとなってしまいます。だからボールもクラブもいろいろあるのは最適な組み合わせは自分で選べってことで、ゴルフは道具選びも腕のうちと言えますね。