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KITADA GOLF DESIGN

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ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

試作ヘッドカバー

ただ今、試作中のヘッドカバーです。使っている革はコードバンです。コードバンは他の革に比べて頑丈で耐久性があるのが優位な点です。普通の革だと銀面と床面の2層構造です。表側になる銀面は非常に薄くてそれ故に破れやすく、また寿命も短いのですがコードバンはそれ全体がコラーゲンを主体とした1つの塊なので経年による劣化が余りありません。むしろ経年劣化によって味が出てくる物も有ります。今制作中の物の表面に有るつぶつぶは漆です。革の表面に漆を塗っています。革の様な変形する材料に単純に漆を塗ると割れてしまってすぐに剥離してしまうので表面張力を分散させるために凹凸を付けることで割れや剥離を防いでいます。この革、従来のヘッドカバーの素材に比べると、とても固いです。ヘッドカバーの様な大きさや形状の物に使おうとすると頑丈さゆえに成形がしにくくなかなか思う様な形になってくれませんでしたが試作を繰り返すうちに裁断の仕方とか縫い方とかいろいろ試してみてようやくヘッドが入れられるところまでこぎ着けました。まだまだ改良しなくては実際に使用するにはいまいち使いにくい部分とかも何カ所も有ります。それも作ってみて気づいた部分と言うのが多く、軟らかい革だったら、ヘッドを入れて閉じるところもファスナーでも良いし、マジクックテープとか磁石で閉じるとか、今まで通りのやり方で問題無いのですが、この漆塗りのコードバンが固くて頑丈なせいで単純に今まで通りの閉じ方で作ってみてもいまいちうまく閉まらないのでとりあえずはボタン止めしていますがこの部分は作り方を変えようと思っています。素材が違うとなかなか思った様にはいきませんが作る楽しさとか、できあがったときは今までに無い物が出来そうで期待感が沸いてきます。作ってみて気づいたことはヘッドの防護という意味では完璧で有ろうと思われる、そして拭くと非常に良い艶が出るのでヘッドカバーと言えど手入れが楽しいと言うことです。まだ、内側については素材を検討中ですが、ここまで革にこだわったので内張も革でと考えています。これについては強くて完全防水、そして軟らかいと言う革が有りますので外側が完成したら内側には使いたいと思います。底は色違いにしていますが文字とかマークとかが入れられる様にタン色のヌメ革にしました。縫製はすべて手縫いです。次の改良品が楽しみです。

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by KE_KGD | 2015-02-10 11:46 | KITADA GOLF | Comments(2)
Commented by リョウスケ at 2015-02-10 16:37 x
ヘッドカバー制作進んでますね!

新喜皮革のコードバンですね、ここのコードバンを使った財布と、アメリカのホーウィン社の革を使った靴を持ってますが

履くほどに皺と艶が出てたまりません。

漆塗りの部分がシボ革のように見えますね。

個人的にはオールデンのチャッカブーツのようなカバーとかたまらないと思います。

バーガンディーのコードバンでチャッカブーツ型・・・、涎が出そうです。

「オールデン チャッカブーツ」で検索してみてください。
Commented by KE_KGD at 2015-02-12 03:16
リョウスケさん、オールデン チャッカブーツのような感じも良いですね。英国風のアンティークな雰囲気が出せたら良いなと考えています。