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KITADA GOLF DESIGN

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ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

ライン入れ

ライン加工です。難しい作業ではありませんが、パターの取り付けには注意を払って据え付けねば入れたい箇所に正確に入れることはできません。加工に使う機械はフライス盤です。画像の機械を使いますがこのタイプはラム型とかタレットヘッド、治具ボーラーとかいろいろ呼び名が有りますが便利なのはヘッドを任意の角度に傾けることができることと、クイルと言って主軸部分を基部から伸ばすことが可能です。まるでエイリアンの口みたいに出し入れできます。ベッド側も上下させることができるので高さ調整も簡単な機械です。この手の機械は金型を作っている所ではよく見かける機械ですが、いろいろアタッチメントを使えばかなり複雑な箇所の加工も可能な機械です。画像のようにヘッドを傾けスピンドルを寝かすことによって加工物との刃物のシャンク部(掴みしろの軸の部分)の干渉をよけながら刃物の先端で削りながらラインを入れていきます。真上からの加工ではキャビティ内やぎりぎりまで寄せてのライン入れはシャンク部が干渉して無理なのですが、傾けてやれば当たらないので奥までラインを入れられます。
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この機械を使わなくてもマシニングでも2軸以上の制御であればパター側を傾けてラインを入れることも可能ですがラインは数値制御でなくてもこのような機械が有れば入れられます。
この機械はスピンドルを傾けられるので斜め穴、ライ角の違う穴を開けたりするのにも使うことがあります。
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by KE_KGD | 2013-11-14 10:59 | 機械 工具 | Comments(4)
Commented by life-is-vain at 2013-11-14 12:51
ライン入れは、このように入れるのですね。
KITADAさんは、簡単そうに説明していますがセッテングに時間が掛かるでしょうし、
私だと手が震えそうです。

そてにしても「フライス盤」て、こんなに大きなマシーンなんですね。
1枚目の先端からでは想像できない大きさにビックリです!
Commented by KE_KGD at 2013-11-14 13:55
life-is-vainさん、セッテングの時間は段取りに慣れてしまえばそんなにかかりません。この機械にも1000/1㎜単位で測れるデジタルカウンターが付けてあるので正確に測れます。
大きさはフライス盤としてはこれでも小さい方です。
Commented by taoten at 2013-11-16 12:07 x
サイトラインが奥までしっかり入るのはやはり技ですね!!

いい加減なパターはサイトラインが最後の方まで行っていませんもね!!
Commented by KE_KGD at 2013-11-18 00:50
taoten さん、技と言うか、こんな機械を使ってこうやって入れているのです。普通に真上から入れようとすると刃物が当たっちゃって奥まで入れられませんが、当たるなら避けちゃいましょうという考え方でこのような加工方法をとります。いい加減なパターっていうか、やりたくても機械が対応していなければできない作業です。