マシニングが故障
マシニングのメーカーのオークマへ連絡して、サービスの人と話をしてみると、やはり位置検出器が疑わしいとのことなので交換することにしましたが、出張サービスは2日後とのことなので、そんなに待てないので部品だけ送ってもらって自分で直すことにしました。機械整備は多少は心得が有るので部品さえあればたいていは自分で直します。電子部品でなければ他のマシニングで部品を作ってしまったりもします。次の日には部品が送られてきたので取り替えることにしました。
画像はそのZ軸モーターです。まぁ、普段は全くお目にかかる場所ではないので、結構油汚れしています。
取り合えず、機械の上へ上ってモーターのカバーをはずすと、問題の位置検出器が出てきました。
何本かのキャップスクリューで止まっているので慎重に取り外します。
位置検出器をそっと取り外します。下の画像はその取り外した位置検出器です。
面倒なのはここからで、前の物と新しい物とでは設定が全然違うので新しい物を前に着いていた物と同じ位置設定にしなくてはなりません。上の右側にギアが見えますが、ここを回して位置調整をします。たぶん、合っているだろうと思えるところまで回して、Z軸モーターに取り付けて機械を再起動。原点がずれていないかチェックしてみると大丈夫そうなので加工を再開しました。加工後の寸法をチェックしましたが問題有りませんでした。1発で直ってしまいました。良かったです。
最近、オークションへの出品が寂しいので、在庫の有る物をもう少し出品しようと思っていますので興味のある方はオークションをチェックしてくださいね。
最近忙しいと思ってたらKITADAさんの忙しさは比べものにならないですね。
機械や道具を自分で直したり職人ですね。
僕もよく自分で直したりしますがその方が早くて確実ですね。
ブログもオークションも楽しみにしてるので無理しないで下さいね。
なぜか忙しい時にトラブルが発生するんですよね~。
自己診断とは優れ物です。今の自動車にも搭載されておりますが、
マシニングが自己診断付きだと、相当高額なのでしょう。
この部品だけでも高そう~~~。
それにしても>ギアの位置が”合っているだろう?と思える位置”が
分かるKITADAさんも凄すぎます。
暇になったら? てな事は無いでしょうけど。 時間をみつけて
Gunmetal もお願いしますね!
life-is-vain さん、自動車の場合でも自己診断システムが搭載されている物が有りますよね。有ると故障箇所を特定するのに時間がかからなくて便利ですが、直すのは結局、人の手ですからそれなりの知識と経験は必要です。昔、若い頃自動車の整備の仕事をしていたときにちょっとしたコツを覚えて、タイミングとかクラッチを組むときも特殊工具を使わずに勘でセンターを出してギアボックスを差し込んだりしてました。機械物って何となくこの辺が真ん中と思える位置がわかるんですよね。