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KITADA GOLF DESIGN

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ゴルフのヘッドの製作やその他諸々  お問い合わせはmasa_aya_izumi@yahoo.co.jp

ガンブルー その2

SUS303の薬品による酸化処理をやってみました。
実験に使ったパターはこれまた実験で失敗したパターを使いました。
どんな実験かと言うとDLCの下処理に不動態皮膜を除去しようとして
温度を上げすぎて表面が荒れてしまいDLCには使えなくなったので
タダ、捨ててしまうのももったいないので適当に磨き治してその後
黒染め液に浸けてみました。ただ黒くするだけではおもしろくないので
バーナーで少しだけあぶって温度を上げておき、そのまま液にジュッと
浸けました。こうするとオイルカンで仕上がり、紫っぽい所とか緑っぽい所とか
出て全体的には茶色ぽいのですが、SUSのパターが染まっていきます。
短時間で遊び半分でやった事ですので染めてみただけって感じですが
不動態皮膜を除去出来ればステンレスのパターでも染める事は可能です。
ガンブルー その2_a0296812_20135291.jpg
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by KE_KGD | 2012-12-04 20:19 | Comments(4)
Commented by life-is-vain at 2012-12-04 21:03
>バーナーで少しだけあぶって温度を上げて、そのまま液にジュッ!

かなりワイルドですね~。

私の好みは、ブルーのようなブラックなんですが、私には難しそう?

所で、SUSのガンブルーも鉄のガンブルーと同様でスチールウール等で
擦れば落ちてしまうのですか?
Commented by KE_KGD at 2012-12-05 09:23
life-is-vainさん、青っぽい黒にしたい場合は品物の温度は上げずに液の温度を上げてその中に浸けます。それを繰り返し、変化を固定させるのですが、家の中でコンロを使わないようにしないと
部屋の中が臭いで臭くなります。
酸化皮膜ですので基本的には鉄と同じです。ステンレスの場合は
変化の固定後、酸化被膜にも不動態被膜が形成されて来ますので
鉄ほどは錆に気を遣う事はありません。
Commented by taoten at 2012-12-06 15:09 x
私は昔ウエッジのロウをコンロで少し焼いてガンブルー液を刷毛で付けては少し焼きを繰り返して。。。。なんてこともやったことがありますが、ガンブルーの持ちが良くなるのかなくらいの結果でした。
友人に頼まれヤマハのロウウエッジにガンブルーしたのが一番上手く出来上り、そのウエッジはフェース以外に赤さびが出ないで今でも黒々しています。(フェースに赤錆は出ますが使えばすぐに取れるそうす。。)
パターにはそんな乱暴なガンブルーはしません。
とにかく磨いて、脱脂して、ガンブルー液を付けて優しくスチールウールで磨き落とすやり方です。
SUS303にガンブルーは何かもったいなくて躊躇します。
Commented by KE_KGD at 2012-12-06 19:26
taoten さん、黒染液は刷毛塗りでも黒くなりますが、液が大量にあれば鍋に入れて煮るのが一番黒くなります。SUSのパターも、そのうち気が向いたらやってみたらどうですか?
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by KE_KGD