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KITADA GOLF DESIGN

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バレル研磨機

バレル研磨機は削りあがったパターやアイアンの表面を磨く機械です。メディアとの相対摩耗で表面のザラザラした削り目を研磨して仕上げるのですが、下の画像の機械は振動バレルといって樽の様なボディの機械ですが、開口部にメディアとなる研磨用の石の様な物を入れコンパウンドと水を入れてその中に品物を入れます。振動バレルは研磨力が強いのでアイアンは先にこの振動バレルで荒い削り目を磨いて消します。
この振動バレルは沢山一度に品物を入れて研磨しますが、研削力が強い反面、品物同士が当たるので
打痕が残ったりします。
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パターの場合は削り出しで造った物はほとんど磨く必要も無いほどですが、刃物で削った痕はどうしても残ります。削り出しだからそれが良いと言う人もいますが、仕上げると言う意味では手抜きですので私の場合は
コスト的に許されるのなら研磨をして仕上げた物も造っています。値段を抑えたいときは軽く手研磨のみで
済ませますが、それで満足できないユーザーもいらっしゃいますので研磨も一手間かけるようにしています。
下の画像の機械は遠心バレルと言ってこの機械は研磨槽が1個ずつ独立しており、そのために振動バレルで
問題となる品物同士の接触は有りません。槽に1品ずついれてメディアとコンパウンドを入れ高速で回転することで品物が槽の中で回りメディアと相対摩耗することで表面を磨きます。
私のところではバレル研磨は兵庫県神崎郡市川町のオカモトゴルフさんにお世話になっています。
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遠心バレルに入れるメディアです。
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下の画像は播但有料道路の市川SAの撮影です。オカモトさんのところへ行く途中で寄ったのですが
こんな山が市川町には有ります。私の下の娘は小学校1年生ですが、時々ついてくるとき市川SAでこの山を見ておもしろがっています。
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今年の2月のゴルフフェアに出展した市川町ですが、来年のゴルフフェアにも出展するようです。
私もオカモトさんやブチゴルフのタブチさんと3人でゴルフフェアに出展する新しいアイアンを共同で開発しようと計画しています。もちろんパターもいくつか出します。新しいのも出そうと思ってますのでご期待を。
ゴルフフェアに関しては時々、進捗状況を報告させて頂きます。
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by KE_KGD | 2012-10-31 00:39 | 機械 工具 | Comments(4)
Commented by life-is-vain at 2012-10-31 19:46
振動バレルと、遠心バレルの特徴が分かり易く、使う目的も理解できましたよ♪

磁気バレルて・・・? 大量研磨には不向きなんですかね~。

来年の「ゴルフフェア」も期待していますよ~~。
パターは当然でしょうが、アイアンと来れば!ウエッジもかな?
Commented by KE_KGD at 2012-10-31 21:05
life-is-vainさん磁気バレルも大きさがいろいろあり差し歯ぐらいしか磨けないものからかなり大きなものまで、できるものまで有ります。私の所では数個のパターを同時に磨ける大きさのもので
やっています。磁気バレルは研削力は強くありません。
遠心バレルで磨いた後の光沢を出すために使っています。
ゴルフフェア出展予定のアイアンはウエッジまで造る予定です。
Commented by simatao55 at 2012-10-31 23:30
よくバレル研磨の言葉を聞きますが機械を見るのは初めてです。
KITADAさんとタブチさんのコラボアイアンは楽しみです。
Commented by KE_KGD at 2012-11-01 09:02
taotenさん、一般の人にはまず目に触れる事のない機械ですが
こういった機械で造られていくという知識も知っているのと知らないのとでは見方が変わってくると思います。研磨の過程もいろいろと順番があります。ただゴシゴシ磨くだけではありません。
職人技と言うのも当然必要ですが、ある程度は機械を使うのも
美しく仕上げるには必要です。